格闘技徒然草

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★UFC147:フィリッピ・アランタス vs. ミルトン・ヴィエイラ

PRIDE・DEEPで活躍し、UFC初参戦となるミルトン。今回からフェザー級に落としている。対するアランタスUFCリオ大会連続出場。ユーリ・アルカンタラに負け、アントニオ・カウバーリョに勝利して1勝1敗。
相変わらず第1試合から盛り上がっているリオの観客。今日は殆どの試合がブラジリアン同士の対決だが、それでも会場の湧き方が異常。
タックルでテイクダウンしたミルトン。ハーフ。パス成功でまた大歓声。リバースを狙ったアランタス。失敗したがガードに戻した。ミルトンはインサイドから肘。アランタスはハイガードで十字や三角を狙いに行く。しかしまたパスガード。残り30秒。ダースチョークを狙ったミルトンだがガードに戻った。ホーン。1Rはミルトン。
ランタスがスタンドでプレッシャーをかける。飛び膝。ミルトンはサークリングで手を出さない。2分半経過。ミルトンがダブルレッグに入るが切られる。ミルトンパンチで出るがアランタスがディフェンス。両者見合いが続いて残り1分。アランタスのスピニングバックキックは空振り。ミルトンもスピニングバックキック。これがヒットして金網まで吹っ飛ぶアランタス。追い打ちに来たミルトンだが、アランタスがテイクダウンして上に。ホーン。
2Rは微妙。ミルトンのクリーンヒットはスピニングバックキックのみ。それ以外の手数+テイクダウンのアランタスのラウンドか。ミルトンはせっかく1Rを取ったのに、2R消極的過ぎた。
3R。打撃で先手を取るのはアランタス。ミルトンは2R同様見ていく。スタミナ切れなのか。タックルに入ったミルトンだが、アランタスに切られると引き込み。アランタスパウンド。ガードから自分の右足を抱えるミルトンだがそれ以上動きがなくブレイク。もはや攻めるしかないミルトンが前に出る。バックスピンキックをまた見せるが、これは空振り。あランタスが出てくると下がってしまう。ホーン。
会場はブーイング。両手を上げて勝利をアピールするミルトンだが…。
ジャッジ割れた。29-28、28-29、28-28のスプリット・ドロー。28-28というのは1Rのミルトンに2ポイントつけたのか?そこまでの差ではなかったが。2Rイーブンでの29-29ドローならまだわかるが、このドローは謎。海外イベント名物の謎ジャッジか。