格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★One FC06:第6試合・川村亮 vs. メルヴィン・マヌーフ

大山・桜庭・三崎を下すなど、ミドル級の対日本人では秋山にしか負けていないマヌーフ*1。ONE FC3では約88kg契約で中西良行と対戦したが、両者負傷でノーコンテンスト。9月のRoad FCでのキム・ジェヨン戦では荒っぽく打撃で攻めるだけのスタイルを捨てて手堅い攻めを見せる場面も。
リョー・”ランボー”・カワムラは国際戦ではランデルマン、キング・モー、ファビオ・シウバに敗れ三連敗中。一方、ミドル級に転向してからは4戦3勝1分けで負けなし。
いつものテーマで川村入場。体格では川村が上回る。
金網際を脱力しながらサークリングする川村。マヌーフは最小限の動きで間合いを詰めていく。タックルのフェイントからハイキックを放つ川村だがマヌーフがスウェイして空振り。離れた間合いで盛んにフェイントを繰り出す川村。コンタクトがないため会場からはブーイング。飛び込んだマヌーフだがサイドステップでかわず川村。じわじわ間合いを詰めてくるマヌーフ。川村がパンチを入れて距離を取る。お互いフェイントが多い。時折間合いが詰まってパンチが交錯する。川村のパンチがヒットして後退するマヌーフ。追いかけた川村だが、タックルのフェイントをかけたところでパンチをもらいダウン。大の字に倒れ一発KO。
一発の破壊力は健在だったマヌーフ。右フックでアゴを打ち抜き。レフェリー島田のストップが遅れる間に間合いを詰めて止めのパウンド。それまで常に動いてマヌーフのパンチを貰わないようにしていた川村だが、一発で終わってしまった。

*1:秋山戦は85kg契約でHERO'Sでの呼称はライトヘビー級