格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★12.01パンクラスディファ有明大会展望

カード・計量結果はこちら。
http://efight.jp/news-20121130_8150
メインはスーパーフライ級タイトルマッチ。パンクラス10戦無敗でこの試合で勝てば現王者で最多となる5度の防衛となる清水だが、最近主戦場としている修斗ではここ3戦で1勝2敗と負けが込んでいる。挑戦者の安永も、パンクラスではネオブラ含め7戦無敗だが、それ以前に出場していた修斗では2勝4敗。その後の成長はあるとしても、やはりこの階級での修斗の層は厚い。
お互い組み技勝負か。清水は修斗ではタックルを切られて手詰まりになる展開が多かったが、どれだけテイクダウンできるかポイント。
セミは女子バンタム級QOP決定戦だったが、相手のダニエル・ウェストが計量失敗。パンクラスルールでは、計量失敗した場合は試合が行われても、対戦相手が勝った場合のみ公式戦となり、負け・ドローなどは無効試合となる。当然、タイトルマッチとしては成立しないと思うが、現時点での発表はない。70kg契約で行われた前回の対戦では、中井は62kgで臨んでおり、今回もほぼナチュラルウェイトと思われる。対するダニエルは69kgだった。体格差がかなり感じられたが、今回は計量の様子を見る限り、かなりほっそりしている。体格差の不利はそれほどないか。中井は前回からの成長を見せたい所。
セミ前では修斗 vs. パンクラス対抗戦とも言うべきカードが組まれている。ライト級王者のISAOは、坂口道場一族所属ながら、ismの選手以上にパンクラスを守る意識が強い選手。対する冨樫は国内では修斗にしか出ていない。最近では修斗 vs. パンクラスといっても、選手の色が抜けて団体を背負った感じがないカードばかりになっているが、この試合は久しぶりに対抗戦らしいカード。当然、ホームで王者として迎え撃つISAOは絶対に負けられない。
裏メインは前ライト級王者大石のフェザー級転向初戦となる vs. ジョン・ショレス。初戦にしては厳しすぎる相手だが、勝てばいきなりタイトル戦線に名乗りを上げられる試合。ショレスはタイトルマッチのタクミ戦ではスタミナ切れしたが、8月のデルモ戦ではフルラウンド戦えるペース配分を身につけていて、より強くなっている。大石が序盤のラッシュを警戒して様子見したところにショレスもペースを落として向かい打たれると厳しくなる。大石は打撃で撃ち勝てないと厳しい。
本日午後3時より速報します。