格闘技徒然草

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★UFC158:GSP vs. ニック・ディアス、コンディット vs. ローリー・マクドナルド、ジョニヘン vs. ジェイク・エレンバーガー決定

3月16日・モントリオールで開催されるUFC158で以下のカードが行われることが正式発表。
http://www.ufc.com/news/GSP-vs-Diaz-Montreal

ウェルター級タイトルマッチ
ジョルジュ・サン・ピエール vs. ニック・ディアス

ウェルター
カーロス・コンディット vs. ローリー・マクドナルド

ウェルター
ジョニー・ヘンドリックス vs. ジェイク・エレンバーガー

ミドル級
パトリック・コーテ vs. アレッシオ・サカラ

GSPのウェルター級タイトルに挑戦するのはジョニヘンではなくニック兄貴に。GSP vs. ニックはもともと昨年10月に組まれていて、兄貴のプロモーションすっぽかし騒動により同大会で組まれていたペン vs. コンディットと入れ替えられて vs. ペン戦に降格されていた。しかしGSP負傷により、結局コンディットの試合は消滅。同大会でペンに勝ったニックが先にGSPとの対戦が組まれることになった。ここでも先にタイトルマッチが組まれるはずだったコンディットを差し置いてのカードだという批判があった。まあ、この際は本当に大元のカードはGSP vs. ニックだったわけだが。
しかし、今年2月に組まれていたGSP vs. ニックもGSPの欠場により消滅。コスチェックとの次期挑戦者決定戦に出場予定だったコンディットとニックの暫定王座戦に変更された。その試合ではコンディットが判定勝ちし暫定王座を獲得。一方のニックは薬物検査でマリファナが検出され、2013年2月まで1年間のサスペンドを課せられている。GSP戦は復帰明けぶっつけの試合となる。
試合を組んだダナ・ホワイトにとっては「3度目の正直」といったところだろうが、気の毒なのはタイトル挑戦をスルーされたジョニヘン。相手のエレンバーガーはトップ選手だがジョニヘンが秒殺したカンプマンに負けている選手。実績の上積みにならない割には強豪という嫌な相手。同大会で試合が組まれているので、怪我等の理由でメインのどちらかが欠場すれば、チャンスが回ってくることが考えられるが。
セミはローリー・マクドナルドが唯一敗北を喫したコンディットとの対戦。UFC154の試合後にコンディット戦をアピールしていたが、そのアピールが通り、早くも組まれた。勝てばマクドもタイトル挑戦圏内に入ってくるが、マクドは同門のGSPのタイトルには挑戦しないことを明言している。
他に、UFC154でサカラが後頭部殴打して反則決着となったコーテ戦の仕切りなおしの一戦も組まれている。