格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC on FOX7:オッズ/予想と展望

メインカード(日本時間21日朝9時開始・WOWOWで生中継)

UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]ベンソン・ヘンダーソン (C) 1.34
[挑戦者]ギルバート・メレンデス #1 3.45

<ヘビー級/5分3R>
フランク・ミア #6 4.35
ダニエル・コーミエー #3 1.24

<ライト級/5分3R>
ネイト・ディアス #4 1.50
ジョシュ・トムソン 2.70

<ミドル級/5分3R>
マット・ブラウン 3.55
ジョーダン・メイン 1.27

FXプレリム(日本時間朝6時開始予定・UFC.tvでPPV)

フェザー級/5分3R>
チャド・メンデス #1 1.17
ダレン・エルキンス 5.50

<ミドル級/5分3R>
フランシス・カーモン 1.65
ロレンツ・ラーキン 2.35

<ライト級/5分3R>
ラムジー・ニジェム 3.20
マイルス・ジュリー 1.37

<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス #1 1.19
ダレン・ウエノヤマ #8 4.50

<ライト級/5分3R>
ティム・ミーンズ 2.25
ホルヘ・マスヴィダル 1.61

バンタム級/5分3R>
TJ・ディラショー 1.24
ウゴ・ヴィアナ 4.00

Facebookプレリム(朝5時開始予定・Facebookで無料中継)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ンジョグアーニ 1.51
ロジャー・ボウリング 2.55

<ミドル級/5分3R>
クリフォード・スタークス 2.40
ヨエル・ロメロ 1.61

各階級のランキング1位が3人登場する豪華大会。Strikeforceの王者・タイトル挑戦経験者4人がUFC移籍後初出場となる。
メインは上半期最大の注目カード。Strikeforceの絶対王者メレンデスがついにUFC王者と対決。2011年のズッファによるStrikeforce買収以来、ずっと切望されてきたカード。青木戦・川尻戦での圧勝の印象が強いメレンデスだが、トムソンやマスヴィダル相手には接戦に持ち込まれている。青木戦では青木が出て行けないほどのプレッシャーを与えていたが、トムソン・マスヴィダルはプレッシャーに負けず打ち合っていた。川尻は短時間でKOしたものの、メレンデスは一発KOを奪うストライカーではない。
一方のベンヘンも、打撃でのKOは少ないが、決して打ち合えないというわけではない。そしてテイクダウンの部分ではベンヘンが上回っている。打撃戦で五分なら、テイクダウンを狙える分、ベンヘン有利に展開する可能性が高い。
ベンヘンはUFC移籍以来全ての試合がフルタイム判定。お互い5Rのペース配分もわかっていて、終盤のガス欠などはなさそう。序盤でペースを握った方がそのまま押し切るのでは。
ベンヘン判定勝ちと予想。
セミはStrikeforceヘビー級GP王者のコーミエがUFC初参戦。ヘビー級王者が同門のヴェラスケスだけに、むしろライトヘビーでの vs. JJが期待されるが、とりあえずヘビー級でいく模様。相手はこのところ完勝と完敗を繰り返しているフランク・ミア。相手は全てランカークラスであり、実力者であるのは間違いないが、ここ一番で勝ち切れない。
リーチではミアが20cmも長い。ジョシュ戦では懐に飛び込んでの打撃で圧倒していたが、ミア相手にも通用するかどうか。あっという間に終わってアップセット・オブ・ザ・イヤーに選ばれたペザォン戦を含め、パンチの威力は間違いなくあるコーミエだが、まだコーミエの打撃のレベルは測り切れないところがある。ミア相手に打撃で圧倒できるなら、他のランカーやJJとの対戦の期待が大きくなる。
予想はコーミエのKO勝ち。
UFC vs. SFのレベル測定としては、セミ前のネイト vs. トムソンも気になるところ。メレンデスと互角だったトムソンがベンヘンに完敗したネイトに敗れるようだと、メインを見る目も変わりそうだ。もっとも、メレンデスは同門のネイトが勝っても動揺はないだろうが。
21日朝6時より速報します。