格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC159:オッズ/予想と展望

オッズは5dimesより。ランキングは本日時点でのもの。
メインカード(日本時間28日朝11時開始予定)

ジョン・ジョーンズ (C) 1.11
チェール・ソネン #9(ミドル級) 7.00

マイケル・ビスピン #4 1.61
アラン・ベルチャー #10 2.45

ロイ・ネルソン #7 1.43
シーク・コンゴ 2.90

フィル・デイヴィス #8 1.30
ヴィニー・マガリャエス 3.70

ジム・ミラー #5 1.29
パット・ヒーリー 3.50

プレリミナリー(9時開始予定)

エリック・ペレス 1.69
ジョニー・ベッドフォード 2.05

ジャン・ヴィラン2.65
オヴァンス・サン・プレー 1.45

サラ・マクマン #2 1.22
シェリア・ガフ #9 5.50

ルスタン・ハビロフ 1.32
ヤンシー・メデイロス 3.30

Facebookプレリム(7時半開始予定)

レオナルド・ガルシア 1.51
コディ・マッケンジー 2.55

ニック・カトゥーン 2.15
ジェイムス・ヘッド 1.65

ステファン・サイラー 1.67
カート・ホロボウ 2.10

メインはTUF17コーチ対決。コーチ対決がTUF14以来2シーズンぶりに無事実現(15、16はいずれも一方のコーチが負傷欠場)。TUFトーナメントはチーム・ソネン同士の決勝になったが、直接対決のオッズではJJが大きくリード。 vs. エヴァンス戦が1.20:5.00、ヴィトー戦が1.12:6.00だったのをさらに更新して、JJのタイトル戦史上最高の大差に。
ソネンにライトヘビー級での実績が不足しているというだけでなく、ファイトスタイル的に相性が悪すぎるか。ミドル級ではテイクダウンからの塩漬けでアンデウソン以外を固めてきたソネンだが、JJのUFCでのテイクダウンディフェンス率は100%。12戦でまだ一度もテイクダウンを奪われていない。ランペイジエヴァンスですらテイクダウンを奪えなかったJJを、階級下のソネンが5R中最低3R塩漬けにし続けるのは相当難しいし、テイクダウンが出来なければ打撃では大きな差がある。一発KOできる打撃や一瞬で勝負を決める極めがあるわけでないのでなお厳しい。
JJがタックルを切っての打撃で早いラウンドでKOすると予想。
セミはミドル級ランキング4位ビスピンとランキング10位ベルチャーの対戦。ビスピンは王者アンデウソンの挑戦権に大きく近づいたものの、1月にヴィトーにKO負けしまた後退。再起戦の相手は岡見に敗れたアラン・ベルチャーに。両者はキックボクシングベースの打撃でアグレッシブな攻めを見せるという点で共通している。岡見にテイクダウンで固められて判定負けしたベルチャーに対し、ビスピンはブライアン・スタンの打撃に打ち負けるとテイクダウンに切り替えて判定勝ちを奪っていて、ビスピンの方がより多くの武器を持っている印象。打撃でそれほど差は出ないと思うので、最後まで打撃戦で終わる可能性もあるか。
ビスピン判定勝ち。
前座での注目カードは、コンバットサンボ世界王者のハビロン。昨年12月のUFCデビュー戦でジャーマンからのパウンドで失神KO勝利という衝撃のデビューを飾った。今回の相手はStrikeforceから移管初戦の無敗ハワイアン・メデイロス。無敗とはいえ、怪我のため約3年のブランクがある。またハビロンの衝撃的勝利を期待したい。
UFC3度目の女子戦ではレスリング五輪銀メダリストのサラ・マクマンが登場(ちなみに決勝でマクマンを破ったのは日本の伊調馨)。柔道銅メダリスト・女王ラウジーのライバル候補筆頭。年末のラウジー vs. ジンガーノが行われるまでの女子バンタム級を盛り上げてほしい。
速報します。