格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC165:オッズ/予想と展望

ジョン・ジョーンズ 1.11
アレクサンダー・グスタフソン 7.00

ヘナン・バラォン 1.14
エディ・ワインランド 6.00

ブレンダン・シャウブ 2.00
マット・ミトリオン 1.83

コスタ・フィリッポウ 1.54
フランシス・カーモン 2.60

パット・ヒーリー 3.05
ハリブ・ヌルマゴメドフ 1.41

マイク・リッチ 4.00
マイルス・ジュリー 1.24

アイヴァン・メンジヴァー 1.53
ウィルソン・ヘイス 2.50

クリス・クレメンツ 3.25
ティーブン・トンプソン 1.33

ミッチ・ギャノン 2.40
ダスティン・キムラ 1.56

ジョン・マクデッシ 1.47
ヘニー・フォルチ 2.50

ジェシー・ロンソン 1.71
マイケル・プラゼレス 2.00

ローランド・デローム 2.05
アレックス・カサレス 1.69

ナンドール・ジェルミーノ 3.10
ダニエル・オミランチョク 1.34

ジョン・ジョーンズの過去3戦のオッズは以下の通り。

ジョン・ジョーンズ 1.20
ラシャド・エヴァンス 5.00

ジョン・ジョーンズ 1.12
ヴィトー・ベウフォート 6.00

ジョン・ジョーンズ 1.11
チェール・ソネン7.00

ヴィトーとソネンは前戦までミドル級で戦っていた選手。グスタフソンはランキング1位とはいえ、オッズを見る限りあまり期待はされていない。グスタフソンが現ランカーだと10位のショーグンにしか勝っておらず、JJと同じレスラー相手ではフィル・デイヴィスと対戦し唯一の黒星を喫しているのも評価が低い理由か。ただし、グスタフソンが弱いのではなく、JJが強すぎると言った方が正確かもしれない。
グスタフソンが勝機を見出せるのはやはり打撃。ただ、グスタフソンは身長ではJJを上回るが、リーチでは大きく劣るため、ここでもグスタフソン優位とは言えない。蹴りにしても、グスタフソンの場合は牽制程度で、フィニッシュはパンチ。距離をとってのアウトボクシングで勝つパターンもあるグスタフソンだが、今回は同じ戦法は使えないかもしれない。
グスタフソンにとって一番の不安はJJがテイクダウンに来た場合。下になってからの攻めやリカバリー力はUFCでは見せていない部分となるが、簡単にテイクダウンを取られるようだとJJの規格外のリーチからのパウンドで削られ続ける展開になるだろう。
予想はJJが削って4R以降にTKO。
セミバンタム級暫定王座戦。脅威の30連勝男・バラォンが2度目の防衛戦に臨む。UFCの全王者中、おそらくもっともPPV売り上げが低いと思われているバラォン。試合もアメリカ以外のカナダやイギリスで組まれることが多く、今回のワインランド戦も6月にカナダで行われる予定で、再度組まれたのもまたカナダ。しかもセミ扱い。せめて故郷ブラジルで試合を組んであげたらいいのに。同門のアルド同様打撃は強いが、無理に倒しには行かない手堅い攻めをする選手。状況に応じてテイクダウンも狙いに行くなどオールラウンドな攻めが出来る。
相手のワインランドはUFCではトップランカーのみとの対戦で2勝2敗。フェイバー戦では打撃では上回ったものの、テイクダウンされ上を取られて判定負け。レスリングとキックがバックボーンで、オクタゴンの外ではフルタイムの消防士でもある。
打撃で互角に戦えれば、スタンドレスリングではワインランドも劣ってはいないので健闘できると思うが、オッズではメインほどではないが大差。ワインランドの実績が乏しすぎるか。バラォン判定勝ちと予想。
前座の注目はハワイアンのダスティン・キムラのUFC2戦目。前回のアメリカ本土デビュー戦では4.5ポンドの大幅ウェイトオーバーという失態もあったので、今回は減量もしっかりしてほしいところ。
第1試合開始は日本時間22日の朝7時。速報します。