格闘技徒然草

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★UFC166:第1試合・ダスティン・ペイグ vs. 堀口恭司

バンタム級
堀口を身長で10cm上回るペイグ。リーチに至っては189cmで、ヘビー級のネルソン(185cm)やコーミエ(184cm)を上回る。この二人がヘビー級にしては規格外に小さいのだとしても、ペイグのリーチの長さはバンタム級屈指。UFC戦績は5戦で1勝4敗。
堀口は海外どころか東京以外で試合するのが初めて。修斗VTJ以外にもこれが初出場となる。
若干遅れ気味。ただでさえ4試合で105分しかないのに、どんどん時間に余裕がなくなっていく。2分ほど遅れて開始。
落ち着いた表情で入場する堀口。プロフィールでの堀口のリーチは168cm。
いつも通りサイドにステップを踏む堀口。ローを入れていく。パンチを打ち込んだペイグが組み付く。バックを狙う。前に落ちかけているが完全にバックにつくとスタンドで四の字バックからチョーク。喉元に入っているが堀口は逆の手を抱えて防いでいる。外した。まだバックに乗られている。ずっと背中に乗っていたペイグだが、3分半でようやく下に降りた。堀口反転し向き合うとテイクダウンを狙うが倒せない。離れ際にペイグがヒジを狙うが空振り。またステップを踏む堀口。組むと膝を入れてくるペイグ。組んで投げた。完全には投げられなかったが堀口だが、抑えられてパウンドを入れられる。踏ん張って上になる堀口だがタイムアップ。
1Rはペイグ。際でバックに回られたのは痛い。後がなくなった。
2R。またステップを踏み、飛び込んでパンチを入れていく堀口。右がビッグヒットしペイグダウン!堀口パウンド!いいパンチが入っているが、凌いだペイグは足に絡んで上を取る。しかし堀口もバタフライで浮かせると立つことに成功。そのまま金網に押し込むと四つから外掛けテイクダウン。踏ん張りが効かないのか簡単に倒れるペイグ。ハーフから膝でペイグの手を固定して殴る堀口。ガードに戻したペイグだが堀口はパウンドをガンガン落としていく。起き上がってラッシュ!ペイグ動きがなくなりレフェリーストップ!
1Rバックを取られて落としたが、2Rにパンチの打ち合いでダウンを奪った後は終始攻めて完勝。準備期間がなく、階級も本来の階級ではない中、無駄な星を落とすことにならなくて良かった。