格闘技徒然草

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★UFC166:第5試合・ジョージ・ソティロポロス vs. K.J.ヌーン

UFC.tvでのプレリムは9時開始。
ライト級。
UFC7連勝の後、現在3連敗中のソティロポロス。前回はTUFスマッシュズのコーチ対決でロス・ピアソンに完敗。エディ・ブラボー仕込みの寝技で活躍していたが、前座のこの位置で負けたらさすがにリリースだろう。
ボクサーのKJはボクシング主体のスタイルでEliteXCライト級王者になったが、最近6戦では1勝5敗。Strikeforceではすでにリリースされたクートゥア息子に負けているし、こちらも負けたら4連敗でリリースされそう。
離れてサークリングするソティロ。30秒間コンタクトがなくブーイングが飛ぶ。1分過ぎてもコンタクト無し。KJが前に出てパンチを入れても下がって離れるソティロ。KJがジャブやボディストレートを入れていくが距離があり効果はない。ソティロは全く手を出さずサークリングし続けるのみ。リリースがかかっていて慎重なのはわかるが逃げすぎ。ブーイングが大きくなる。距離が詰まるとパンチを入れるKJ。3分過ぎ。ようやくパンチを出してきたソティロだが、KJがパンチを出すとやはりスタップバックして逃げる。ソティロがサミング。タイムストップ。再開後、すこし手数を増やしてきたソティロ。しかしKJのパンチでバランスを崩す。そこにKJがラッシュ。下がりながらもパンチをソティロがパンチを返してようやく会場が沸く。ホーン。
1RはKJ。ソティロは寝技に持ち込みたいはずだが、まだタックルを見せていない。
ジャブを出してくるソティロ。作戦変更か、さすがに1R落としたのがわかって、すぐに下がらず打ち合っている。KJボディストレートから左フック。相変わらずほぼパンチのみ。残り3分でソティロ初めてタックル。シングルレッグ。金網まで押しこむとダブルレッグに切り替えてテイクダウン成功。しかしすぐに金網を使って立ち離れたKJ。2Rはソティロの方が手数が多い。ホーン。
2Rは手数とテイクダウンでソティロのラウンド。
3R。KJはパンチを強振。ソティロバックスピンキック。KJの頭をかすめる。KJの右がクリーンヒット!こらえたソティロだが額から出血。ソティロタックルも切られる。とにかく手を出していくソティロだが当たらない。バックスピンキックも何度も出しているがすべて空振り。前に出たソティロにKJアッパー。かわしてタックルに入ったソティロだが切られた。ソティロの右ハイがヒット!しかし浅いか。残り1分。KJの右がクリーンヒット。バックブローは空振り。ソティロまたバックスピンキック。空振り。ホーン。
3Rかなり接戦。手数でソティロだが有効打で上回ったKJか。
判定。29-28、29-28、30-27でKJ勝利。
ソティロはなんでもっとタックルを仕掛けなかったんだろう。2Rのテイクダウンを見る限り、まったく取れないということはなかったし、タックルに意識が向けば打撃が入るチャンスも増えたのに。