ウェルター級。
ここから4試合がTTFルール。なお、TTFルールはユニファイドルールと違い、判定はラウンドマストではなくイーブンもあり。オープニングファイトの採点を見る限り、10-8も積極的につけていく模様。ヒジについては選手同士が合意の上有りか無しかを決める。この試合は肘なし。
前DEEP王者白井と、修斗環太平洋王者村山。ウェルター級日本人最強の呼び声も高い白井だが外国人相手には分が悪い。
組んでボディに膝を入れた村山。離れた。白井の右がヒット。打撃戦から組み付いた白井。四つでお互いテイクダウンを狙うが倒せずブレイク。打撃戦だがお互い警戒して手が出ない。あっという間に残り1分。両者見合ったままゴング。
1Rはイーブンか。ラウンドマストじゃないと微妙な内容でもお互いイーブンで良しとして攻めに行かないきらいがある。
2R。また両者警戒している。手が出ない。若干前に出てきた白井だが手が出ず。白井が左目尻をカットして出血しているためドクターチェック。血の量は大したことない。消極的ということで両者口頭注意。組んできた白井。組み止めた村山がボディにパンチを入れる。コーナーに押し込む白井。膠着ブレイク。白井また組み付いた。ダブルアンダーフック。村山はコーナーを背に堪える。残り30秒。押し込んで膝を入れていく白井。一本差し返した村山。ゴング。
2Rやや白井だが、イーブンでいい内容。
3R。四つから払い腰でテイクダウンした村山。バックにつくが白井立ち上がって逆にテイクダウンを狙う。ダブルアンダーフックから外掛け。コーナーで耐える村山。ブレイク。両者ジャブとローの入れ合い。ジャブの手数が増えてきた村山。前に出た白井にワンツー。村山のパンチがまた入り白井ちょっと後退して立て直す。村山飛び膝。白井組んで四つ組みに。またコーナーに行って耐える村山。入れ替えて膝。また入れ替える白井。残り30秒。ブレイク。また組んだ白井。投げを狙った村山だがゴング。
3Rはやや村山。2R白井につけるなら3Rは村山だが、3Rともイーブンでいい気も。どれくらい微差を取るかによる。
芹澤29-30白井、島田30-30、千葉30-30。1-0のマジョリティドロー。※試合後に裁定の読み上げミスが有ったとのことで29-30は村山優勢に変更。
パンクラス酒井代表が試合を終えてリングを降りた村山をねぎらう。
