格闘技徒然草

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★UFC170:第1試合・アーネスト・チャベス vs. ヨスデニス・セデーノ

ライト級。ともにUFC初参戦。
チャベスレスリングがバックボーン。戦績は6戦全勝。
ピンクパンサー」セデーノはキューバ出身。糸東流空手の黒帯で、戦績は9勝2敗で6KO。
二人とも身長172cmで、現在のライト級としては結構小柄。
蹴っていくセデーノ。ロー。スピンキックは空振り。チャベスはパンチで出るが距離を取って間合いに入らせない。伝統派空手家特有の距離感。パンチで出て組み付こうとしたチャベスだが引き剥がされる。セデーノの右上段蹴りは空振り。スピンキックバックキックを受け止めたチャベスはそのままテイクダウン。サイドに付いている。マウントへ。セデーノ、グラウンドは出来ない子か。亀になりバックマウント。しかし立った。残り時間わずか。ホーン。
1Rは前半スタンドで攻めたセデーノと、終盤テイクダウンから攻めたチャベスが拮抗しているが、チャベスのラウンドか。
2R。大振りの右フックを打ち込むセデーノ。さらにロー。チャベスはカットしていないし結構入っているが効いた素振りはまだ見せない。またバックキックをかわされて組み付かれるセデーノ。バックを取ったチャベスが投げてテイクダウン。サイド。こまかいパンチを入れながらマウントを狙う。マウントを狙った瞬間に亀になったセデーノ。バックを狙うチャベスだがセデーノは立って脱出成功。逆にバックを取ってテイクダウンを狙ったが倒せず。正対したチャベスが押し込んで膝を入れるがブレイク。性懲りもなくスピンキックを打っていくセデーノ。ホーン。
2Rは間違いなくチャベス
3R。間合いを詰めるチャベス。セデーノはサークリング。下がりながらパンチやローを入れていく。LYOTO戦法だが下がりすぎで印象が悪い。組み付いたチャベス。ダブルアンダーフックで押し込み四つから膝。膠着ブレイク。セデーノがハイキックを放つ。ガードの上。手数を増やしてきた。残り30秒でパンチをまとめるセデーノ。タイムアップ。セデーノは勝利をアピール。遅れてチャベスもアピール。
3Rはセデーノ。問題は1R。Sherdogのジャッジは三者ともセデーノだが。
29-28、28-29、30-27でチャベス勝利。3Rもチャベス
セデーノ、空手戦法だが微妙な判定負けをしていた頃のLYOTOみたいで手数が足りないし下がりすぎなのがケージジェネラルシップに響いたか。チャベスチャベスでテイクダウンしても押え込みからコツコツパンチしか見せられなかった。お互いポイントメイクのための攻めが足りなかった印象。

@MMAjunkieJohn
JUDGING: Tony Weeks (28-29, giving Cedeno rounds 1 and 3), Mark Smith (29-28, giving Chavez rounds 2 and 3), Junichiro Kamijo (30-27).

2Rチャベス以外は1R・3Rともに割れた模様。