格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★TUF NATIONS FINALE:メインカード感想

ローカルTUFの決勝2試合は正直きつい…と思っていたが、ミドル級のエリアス・テオドロウがかなりアグレッシブで良かったアグレッシブ過ぎて攻め疲れ仕掛けていたが、最後まで倒しに行っていたのが好印象。UFCでのランクがどのあたりなのかは未知数ではあるが、本戦デビューが楽しみ。
コーチ対決のパトリック・コーテ vs. カイル・ノークは、ノークが寝かされたら全然ダメで、かなりしょっぱい試合になるかと思ったら2Rにカウンターの膝がビッグヒットしてチャンス到来。しかし3Rに再びテイクダウンを許すと、さっさと立てばいいのに下からパンチを打ち返したりして結局判定負け。オーストラリア勢はTUF決勝には一人も進めず、コーチ対決も敗れて散々。オーストラリアでのMMA人気にも影響が出たりしないだろうか。
メインイベントのマイケル・ビスピン vs. ティム・ケネディは意外な展開に。ケネディの押さえ込みの強さとポジショニングが想像以上で、グラウンドであんなに一方的になるとは思わなかった。ビスピンもスタンドで挽回を狙ったが、ケネディは打撃でもいいパンチをヒットさせるなどビスピンに主導権を渡さず。微妙なラウンドがあって、しかも最終ラウンド残り2分にケネディが制圧していた状態での謎ブレイクがあったので、サプライズ判定もあるかもと思ったが、49-46×2、50-45という大差の判定でケネディ勝利。2Rはさすがにビスピンだと思うので、逆の意味でのサプライズだった。ケネディはヴィトーとの対戦が見てみたい。

  • ファイト・オブ・ザ・ナイト:ダスティン・ポイエー vs. アキラ・コラッサーニ
  • パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:ライアン・ジモ
  • パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:K.J.ヌーン