格闘技徒然草

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★UFC175:チェール・ソネンが抜き打ちドラッグテストで陽性反応。ヴィトー戦は中止に。

http://mmaplanet.jp/archives/1849886.html

ソネンに陽性反応が出た薬品は体内のエストロゲン(女性ホルモン=卵胞刺激ホルモン=性腺刺激ホルモン)を低下・阻害させる目的で使用されるアナストロゾール、クロミフェンだったとされていると、ホームページでは言及されている。そして、ソネンのTVでの反論は「これらの薬品は完全に合法なもの。パフォーマンス向上やアンチエイジングに関係ない。これらの薬品はタンパク同化薬でいかなる。この薬品がテストで引っ掛かるのは、本当に溜まらない。アスレチック・コミッションは規約を変更し、自分は完全にそれに従ってきたし、何ら抵触していないはずだ」というもの。

もともとヴァンダレイとソネンのTUFブラジル3コーチ対決だったのが、ヴァンダレイがライセンス取得できずOUTでヴィトーINになり、今度はソネンがOUT。もはやコーチ対決は影も形もなし。
ヴィトーがソネン相手にどれだけ対応できるかはちょっと興味はあったが、正直今さらソネンがミドル級戦線に入ってくることは期待していなかった。王者がワイドマンである限りソネンにタイトル獲得のチャンスはなさそうなので。ソネンにはそれよりレジェンド路線での活躍を期待していたが…。ソネン vs. ヴァンダレイはいずれ両者がドラッグテストをクリアできる状況での対戦を期待したい。
なお、ヴィトーは別の相手との対戦がUFC175で組まれるとのこと。
http://mmajunkie.com/2014/06/source-vitor-belfort-could-remain-on-ufc-175-lineup-with-new-opponent
しかしヴィトーもまたネバダ州のライセンスが取得できるかは不透明な状態。今からどれくらいのレベルの相手が用意できるかは分からないが、カード発表はヴィトーがライセンスを取得してからにしないと、さらなるgdgd展開が起こる可能性がある。