格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC175:オッズ/予想と展望

クリス・ワイドマン 1.50
LYOTO 2.70

ロンダ・ラウジー 1.06
アレクシス・デイヴィス 9.50

ステファン・シュトゥルーフ 1.48
マット・ミトリオン 2.60

ユライア・ホール 1.24
アゴ・サントス 4.05

マーカス・ブリメージ 1.83
ラッセル・ドゥワン 1.83

ユライア・フェイバー 1.06
アレックス・カサレス 8.50

ケニー・ロバートソン 2.05
イルデマー・アルカンタラ 1.69

クリス・カモージー 1.38
ブルーノ・サントス 2.80

ジョージ・ループ 1.53
ロブ・フォント 2.50

ルーク・ザクリッチ 2.30
ギリェルメ・ヴァスコンセロス 1.59

ケヴィン・ケーシー 2.40
ババ・ブッシュ 1.56

インデペンデンス・ウィークエンドに行われるビッグマッチ。今年も2大タイトルマッチに加え、当初はTUFブラジル3コーチ対決のソネン vs. ヴァンダレイまで組まれていた。ユライア・フェイバーの試合がプレリム扱いという豪華さ(ユライアの試合はPPV販促のためにあえて無料枠に入れられた感があるが)。
メインはミドル級タイトルマッチ。アンデウソンを2度に渡ってKOしたワイドマンの防衛戦。ミドル級では初挑戦となるLYOTOがタイトルに挑む。LYOTOはライトヘビー級時代からレスラーとの対決は豊富。結果は勝ったり負けたりではあるが、規格外のリーチを持つJJ以外には、負けても僅差の判定であることがほとんど。もともとファイトスタイルが判定で評価が難しいLYOTOだけに、微妙な判定の試合というのはある意味LYOTOペースの試合。
絶対王者アンデウソンを2度も下したことで実力が認知されたワイドマンだが、現UFC王者ではロンダに続くキャリアの少なさ。スタンドで間合いを操り、打たせずに打つLYOTOのようなタイプとの対戦も初めてになる。アンデウソン戦は2度ともKO勝ちではあったが、いずれも序盤のテイクダウンからの猛攻というのが伏線にあった。LYOTO戦でもまずはタックルからの勝負になるだろう。テイクダウンが簡単に奪えないようなら、楽な試合展開にはならない。
LYOTO判定勝ちと予想。
もう一つのタイトルマッチ・女子バンタム級王座戦は今までのロンダの防衛戦の中でももっとも差が開いたオッズに。UFC3戦全勝のデイヴィスだが、3試合とも判定で内容は僅差。組み技ではラッキーヒットも期待できないし、打撃やフィジカルもロンダが上。少しは見せ場を作ってもらいたいが、現状は厳しい。ランキング的にも戦績的にもデイヴィスの挑戦は妥当だが…。ランキング1位ジンガーノの欠場も長引いているし、そろそろ強すぎるロンダの対戦相手枯渇が深刻になりつつある。日本大会で中井りんミーシャ・テイトを破るようなことがあれば、即王座挑戦も十分にある。
他には、心臓肥大で長期療養中だったステファン・シュトルーフが日本大会のマーク・ハント戦以来1年4か月ぶりの復帰戦を行う。一時は現役続行も危ぶまれたが、意外と早く戻って来られた。まだ26歳なので欠場期間のブランクを取り戻す余裕は十分ある。
第1試合開始は6日朝8時から。速報します。