格闘技徒然草

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★UFN46:第2試合・コディ・ドノヴァン vs. ニキータ・クリロフ

ライトヘビー級。
ドノヴァンはアメリカ生まれのアメリカ育ちだが、先祖がアイルランド人である意味ご当所ファイター。ネイサン・マーコートの弟子で、UFCではデビュー戦で1勝した後2連敗。4試合契約の最後の一戦なので、負ければリリースがほぼ間違いない状況。
相手は食わせ物ファイタークリロフ。盛り盛りの戦績でUFCと契約するが、ソア・パラレイにグダグダの試合の末KO負け。2戦目は25秒でKO勝ちしたが、ライトヘビー級に落とした前回はOSPにヴァン・フルー・チョークで絞め落とされている。こちらも敗れた場合がリリースの可能性が高い。バックボーンは極真空手軍隊格闘術サブミッションレスリングなど。
ドノヴァンのセコンドにマーコート兄貴の姿はなし。さすがにルーツがアイルランドというだけでは観客からはホーム扱いされず。
クリロフのローに左フックを合わせるドノヴァンだがクリロフのパンチを貰ってケージまで後退。しかし組むと入れ替えてテイクダウン狙い。反り投げを潰され下になるが腕十字!極まりかける。外したクリロフだが下に。意外にもスイープで返す。立たれるが首相撲から膝。ドノヴァンはパンチを入れて引き剥がす。ドノヴァンダブルレッグでテイクダウン。しかし立つ。クリロフクリンチアッパーや首相撲から膝を打ち込む。前蹴りがローブローになりタイムストップ。再開。ガンガン出て行くクリロフ。アグレッシブだが早くもスタミナ切れの兆候が。バランスを崩して下になる。ドノヴァンハーフからマウントに。パウンドを打つと。亀になる。ドノヴァンチョーク。クリロフ反転して上になるとパウンド。今度はドノヴァンが亀に。チョークを狙いながらパウンド。効いてる!残りわずかだったがドノヴァンの動きがなくなりレフェリー止めた。
大味だが試合は面白いクリロフ。まだ若いので今後成長して大化けするかもしれない。