格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN50:オッズ/予想と展望

ホナウド・ジャカレイ・ソウザ 1.32
ゲガール・ムサシ 3.55

アリスター・オーフレイム 1.18
ベン・ロズウェル 5.25

マット・ミトリオン 2.40
デリック・ルイス 1.63

ジョー・ローゾン 2.25
マイケル・キエーザ 1.69

ニック・レンツ 2.25
シャーウス・オリベイラ 1.69

ジョン・モラガ 2.85
ジャスティン・スコッギンス 1.44

アル・イアキンタ 1.19
ホドリゴ・ダム 4.50

ハファエル・ナタウ 1.57
クリス・カモージ 2.35

松田干城 3.50
クリス・ビール 1.29

ショーン・ソリアーノ 2.75
チャス・スケリー 1.41

珍しく現地時間金曜(日本時間土曜)開催のUFC。同日に同じコネティカット州で行われるBellatorにぶつけたとも言われている。どちらにとってもプラスになるとは思えないが…。
メインは中止になった先月のUFC176からのスライドとなるジャカレイ vs. ムサシ。2008年にDREAMミドル級GPで対戦して以来、6年ぶりの再戦。前回はテイクダウンしたジャカレイがグラウンドのムサシにパウンドを落とそうとしたところにムサシのペダラーダで顔面を蹴り上げられ失神KOするという衝撃的な結末だった。その後、ムサシは階級を上げStrikeforceとDREAMでライトヘビー級王座を獲得。ジャカレイもStrikeforceでミドル級王者を獲得している。
ムサシは前々回からミドル級に復帰。LYOTOにはスタンドで距離を支配され思うように戦えずに敗れたが、マーク・ムニョス戦では弱点と見られていたテイクダウンディフェンスも向上しており圧勝した。
前回から比べて打撃が向上したジャカレイと、テイクダウンディフェンスが向上したムサシ。ジャカレイのテイクダウンを交えた打撃、あるいは打撃を交えたテイクダウンがムサシ相手にどれだけ通用するか。テイクダウンできればジャカレイだが、簡単には取れそうにない。
セミはアリスター7か月ぶりの試合。2月のミア戦では安全策で3連敗を逃れ生き残ったが、勝っただけという最低限の結果で、再度タイトル挑戦に臨むにはまだ実績を積む必要がある。
今回はテストステロン値異常による9か月のサスペンド開けとなるロズウェルとの対戦。UFC3勝3敗で負けの後勝ちを繰り返しているロズウェル。今回は負けのターンだが。ロズウェルはノーランカーで、オッズも今大会一番の大差。アリスターにとっては絶対に勝たなければいけない相手。
第2試合では松田干城がダスティン・キムラ負傷欠場による代役でUFC本戦初出場が決定。アメリカ在住の日本人選手としては初めてのUFC契約選手となる。相手のクリス・ビールはMMA9戦全勝で、4月に同じUFCデビュー戦同士の対戦に勝利し初陣を飾っている。高校時代にはレスリングの州王者にもなっている選手。緊急出場で、ローカル時代の戦績もけっこう負けがついている松田がセミに次ぐアンダードッグになっているのは仕方がないか。
速報します。