格闘技徒然草

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★UFN56:第1試合・ヴァグネル・シウバ vs. コルビー・コビントン

ウェルター級。
コビントンは2度のオール・アメリカンを獲得しているレスラー。8月のマカオ大会では地元のワン・アンインをテイクダウンからパウンドで削って1RKO勝利。ただアンインのMMA戦績は2勝1敗で、ややミスマッチ感があった。
今回の相手ヴァグネル・シウバもローカルTUFのキャストで、MMA戦績は3勝1敗。コビントンはアウェイが続くが、コビントン自身もまだこれが7試合目で、育成的なマッチメイクをしてもらっている。
度重なるカード変更にもかかわらず元気なブラジルの観客。打撃戦でプレッシャーを掛けるシウバ。コビントンタックルに入るも切られる。プレッシャーに押されサークリングするコビントン。シウバも手数は少ない。お互いフェイントが多い。コビントンがダブルレッグでテイクダウン成功。ガードを取るシウバ。コビントン簡単にパス。シウバ、グラウンドはイマイチなのか。ハーフから肩固めを狙ったコビントンだが、バックを取られかけて立つ。またスタンド。シウバのミドルにパンチを合わせるコビントン。またタックル。押し込み。ケージとマットの間の溝に足を入れて防ぐシウバ。コビントンテイクダウン成功。押さえ込むが蹴り離されスクートに。ホーン。
打撃で差はなかったが、2度のテイクダウンもあり1Rはコビントン。
2R。打撃で押されるコビントンだがタックルに。押し込み。テイクダウン成功。レスリング力には差がある。シウバのガードワークも大したことがない。ケージ立ちしたシウバ。コビントンはなおも離さずまたテイクダウンを狙う。しかし投げても倒せない。押し込みながらパンチ。コビントンの膝がローブローとなりブレイク。シウバが打撃でプレッシャーをかける展開に。コビントンまたタックル。耐えるシウバ。倒せないと見て押し込みながら殴るコビントン。ホーン。
2Rは微差だが押し込みながら殴ったのとテイクダウンをしたことでまたコビントンか。
3R。シウバが打撃を打ち込むとコビントンはタックルに。抱え上げてテイクダウン。ハーフ。また肩固め狙い。防がれたのでコツコツパンチを打っていくが、まるでダメージがないのでブレイクされそう。しかしシウバも返せず押さえこまれるまま。パス成功。シウバ亀に。ハーフバックからチョーク。バックマウントになりがっちり入ってシウバタップ。
これで昨日から12試合連続一本・KO決着。
レスリングで終始優勢だったコビントンだが、2R以降はテイクダウンに苦労していたし、打撃も不得手なので、中堅クラスが相手だと壁に当たりそう。