格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC197:第4試合・グライコ・フランサ vs. ジェイムス・ヴィック

ライト級。
TUFブラジル4ウィナーのフランサ。長身でリーチが長く、13勝のうち判定は1つのみ。しかし、TUFブラジル4のファイナリスト4名のうち、約8か月で試合が組まれたのはフランサのみ。もう1階級の優勝者や準優勝者は次の試合が決まっていない。また、毎年春に開催されていたTUFブラジルだが、今年は開催がない模様。
ヴィックはMMA8戦全勝で、UFCでも4戦全勝。てっきりランカークラスと当てられると思ったが、TUFウィナーとはいえUFCデビュー戦の相手とは。むしろフランサを潰すためのマッチメークに思える。アマボクシングの経験があるが、8勝のうち一本勝ちが6つある。
プレッシャーをかけるフランサ。組み付くとテイクダウン!サイド。すぐガードに戻したヴィック。ケージまで移動して立つ。しかしまたフランサテイクダウン。ハーフ。立とうとしたヴィックのバックを伺うが、ヴィックは下になって正対に戻す。フランサは上になっても特に攻撃無し。ヴィック立った。ケージ膠着でブレイク。ヴィックが長いリーチからパンチを打ち込む。フランサ組み付いた。しかし引き剥がしたヴィックがまたパンチで攻める。フランサまたテイクダウン。成功。ヴィック下のままホーン。
1R、上になっていた時間ではフランサ、スタンドでの打撃ではヴィック。判断が分かれそう。
2R開始前にフランサの目をチェック。ヴィックのアイポークで痛めた模様。再開。ヴィックが距離を取りパンチを入れる。フランサ組み付こうとしたが失敗。ヴィックのパンチが入っている。アッパー。ワンツー。サンドバッグ状態。フランサも返しているがリーチ差で届かない。ジャブも見えてない。フランサタックル。投げの打ち合い。投げ勝ったフランサ。ヴィックのガード。しかしやはり押さえ込むだけ。ヴィックようやく立った。右がヒット。ワンツー。アッパー。フランサ打たれまくっているがパンチを打ち返す。しかし届かない。フランサ相当パンチをもらっているのに打たれ強いのか、下がらない。ホーン。
2Rはヴィック。
3R。ヴィックがフットワークを使いアウトボクシング。追いかけてパンチを打つフランサだが届いていない。フランサタックル。切ったヴィックだが四つの体勢に。ヴィックが押し込む。離れた。再三バックブローを放つフランサだが空振り。それでも出て行くフランサ。ヴィックのアウトボクシングで打たれまくっている。フランサ。飛び膝をもらったが、もっと打って来いとアピールする。右がヒットするが単発。残り1分。ヴィック逃げ切りか。距離をキープ。挑発するフランサだが付き合うわけもない。ヴィックの前蹴りが顔面に直撃。ホーン。
判定29-28×2、30-27でヴィック勝利で5連勝。しかし1Rはテイクダウンされた後固められるままにされていたのが、今後上位との対戦では不安要素になる。