ウェルター級。マイア6位、ブラウン8位。
ウェルター級ランカーで最年長の38歳マイア。ウェルター転向後は7勝2敗。突如ガス欠を起こすこともあったが、現在4連勝中で、前回はグンナー・ネルソンをグラウンドで圧倒し続けての完勝。
ブラウンは足首の負傷により昨年11月の試合を欠場しており、これが10か月ぶりの復帰戦。一時7連勝もしていたが、マクドとジョニヘンに連敗し、ちょっと後退。13勝のうちKOが9つ、一本勝ちが2つで、11フィニッシュはUFCウェルター級最多。
ブラウン、入場時に手癖の悪いブラジルの観客からパーカーのフードを掴まれて殴りかかる。
マイア間合いを詰めてきた。タックルはかわされる。しかしまたダブルレッグ。テイクダウン成功。バックに回る。バックマウントを狙うがブラウンは立つ。背中に乗っているマイアだが両腕を脇に挟んで防ぐブラウン。仰向けに倒して四の字バック。チョーク狙い。四の字ががっちり入って正対できないマイア。しかし腕十字を狙ったところで反転。インサイドガードだが攻められないまま1R終了。
1Rマイア。バックを取ると盤石だが、スタミナはどうか。
2R。マイアシングルレッグ。切ったブラウンだがまたタックル。押し込んでシングルに入りまたテイクダウン。すぐバックに。背負って立つブラウン。マイア降りたがバックのまま倒してバックマウント。殴って削る。ブラウン耐えるしかできない。背負って立とうとしたがまた仰向けに倒される。削り続けるマイア。また最後に腕十字を狙ったが、1Rと同じように正対されてパウンドをもらう。ホーン。
2Rもマイア。そんなにスタミナは使っていないように見える。
3R。ブラウン前に出てパンチ。マイアのタックルはしっかり切る。マイアまたタックル。また切られて下になるが、潜りからのシングルレッグで倒した。背中をつけたブラウン。また立ったがまたバックを許した。背負って立とうとするブラウンだが仰向けに倒された。チョーク。喉元に入った。タップアウト！
判定まで行くかと思ったが、ブラウンが先に諦めたか。
ただ、マイアは勝ちはしたもののタイトル戦が近づいたかというと微妙。
