格闘技徒然草

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★UFC198:第9試合・マウリシオ・ショーグン・フア vs. コーリー・アンダーソン

ライトヘビー級。ショーグン8位、アンダーソン12位。
元ライトヘビー級王者・PRIDEミドル級GP王者のショーグンだが、元王者ながらUFC7勝8敗と負け越し。特に、ここ6戦では2勝4敗。あきらかに歴戦のダメージがある。34歳だが、そろそろ引退勧告が下ってもおかしくない。
アンダーソンは26歳で、TUF19ウィナー。UFC戦績は5勝1敗だが、トップ10ファイターとの対戦はこれが初めて。レスリングバックボーンで、ここまではグラウンドで固めるだけの試合が多く、TUF後の勝利はすべて判定。
下り坂のショーグンと、形の上では昇り調子のアンダーソンで、オッズはアンダーソンがフェバリット。
落ち着いているショーグン。アンダーソンの方が積極的に手を出していく。タックルに入ったショーグンだが切られるとアンダーソンがパンチを打ち込む。そのまま押し込み。離れた。ショーグンパンチで出てきたが、アンダーソンにパンチを返され後退。アンダーソンの手数に押されている。しかし残り10秒でショーグンの左フックがテンプルにヒット!アンダーソンぐらついた。追撃で尻もちダウン!パウンドを落とすがホーンに救われるアンダーソン。
1Rは最後のダウンでショーグン。しかしそれまでは劣勢だった。
2R。アンダーソン、回復しているのか手を出していく。タックル。テイクダウン成功。足で距離を作り立つショーグン。またタックルに入るアンダーソン。ケージで耐えるショーグン。離れ際に肘。またタックル。切られた。それでもタックル。切りきれずに倒されたがケージを使って立つ。しかし消耗したのか手数が少ない。アンダーソンのローにパンチを合わせて倒したがホーン。
2Rはアンダーソンか。
3R。アンダーソンタックル。切れずに倒されたショーグン。ショーグン今度はすぐ立てず背中をつけた。パウンド。亀になり立ったショーグン。アンダーソンまたタックル。押しこむ。投げをこらえるショーグン。離れて殴るアンダーソン。またタックル。ショーグンこらえたがそのままタイムアップ。
判定29-28アンダーソン、29-28ショーグン、29-28ショーグン。スプリットでショーグン勝利。
2Rは最後のパンチだけでショーグンというのは無理があるかと。メディアスコアもほとんどが29-28アンダーソン。これはホームタウンデシジョンと言われても仕方ないか。