- ファイト・オブ・ザ・ナイト：フランシスコ・トリナウド vs. ヤンシー･メディロス
- パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト：スタイペ・ミオシッチ、ホナウド・ジャカレイ
メインはヴェウドゥムがJDS戦以来キャリア2度目のKO負け。防御スキルが高いヴェウドゥムだが、今日は地元ということで気負いすぎたのか。ディフェンス無視でパンチで突っ込むというらしくない攻めでカウンターをもらってしまった。38歳でUFC王座も獲得したということで、王座陥落によってモチベーションが低下しても仕方がないところだが、地元でこの負けは屈辱。借りを返すまではやめられないだろう。
クロアチア系アメリカ人のミオシッチは今日は持ち味を出すまでもなく勝利してタイトル獲得。ヨーロッパ大会でのアリスターとのタイトルマッチが現実味を帯びてきた。
セミはジャカレイが圧勝。タックル警戒モードのヴィトーからシングルレッグでテイクダウンを奪うとあとは一方的。タイトル挑戦は確実に。ヴィトーはテイクダウンに対処するため打撃が出なかったが、その上でテイクダウンも取られていいところなし。ランキングこそ上位だが、実際には上位ランカーとは実力差がありそう。
他に印象的だったのは、予想通りとはいえUFCデビュー戦で秒殺KOしたサイボーグ。以前はキャッチウェイトでのロンダ戦をアピールしていたが、139ポンドまで落としてもパワーは健在だった。1ポンドオーバー規定の136ポンドまではあと3ポンド。なんとか落としてもらって、ロンダとの対戦が見てみたい。
