格闘技徒然草

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★UFN89:メインイベント・ローリー・マクドナルド vs. スティーブン・トンプソン

ウェルター級。ランキング1位 vs. 2位の、事実上の次期挑戦者決定戦。
GSPの後継者マクドは、一時は手堅くつまらないスタイルになっていたが、前回はローラーのタイトルに挑戦し、UFC史上に残る大激闘を繰り広げた。
同門のトンプソンは、もともとキックボクシング時代にGSPからスパーリングパートナーとして雇われ、GSPとスパーしているうちにMMAデビュー。マット・ブラウンには敗れたが、次第に得意の打撃をMMAでも出せるようになってきた。
半身でフットワークするいつものトンプソン。サイドキック。見合いからローリー今成ダイブで足関に!足を抜いて離れたトンプソン。また見合い。右ハイを打つローリー。ガードしてパンチを打ち返すトンプソン。両者警戒してる。またシングルレッグから足関を狙ったが抜かれた。ミドル。両者ビッグヒットがないまま残り1分。ローリー飛び込んでパンチを打ち込む。受け止めたトンプソン。押し込み。離れ際にパンチの打ち合い。ホーン。
1Rは両者手数が少ない。ヒット数ならトンプソンだが。
2R。まだ見合って警戒が続く。ローリー飛び込んでパンチ。しかしまた距離を取り見合い。お互い手を出しているが踏み込みが浅い。ローリーシングルレッグに。しかしケージで耐えたトンプソン。肘を入れて離れる。両者蹴りで牽制。ホーン。
このラウンドは手数でトンプソンか。
3R。右を入れたローリー。少し出てきた。組んで押し込んだトンプソン。蟹バサミ気味に引き込んだローリーがディープハーフに。また足関狙いだが引き抜いて立つトンプソン。距離が詰まってきてるが両者やはり手数が少ない。ホーン。ブーイングも。
4R。ローリー出て右を打ち込む。しかしトンプソンの右がヒット。組んで首相撲から膝を入れたローリーだがパンチで引き剥がしたトンプソン。フットワークを使ってジャブを入れる。打ち勝っているのはトンプソン。ローリーが距離を詰めてもパンチをもらう。ホーン。
微妙なラウンドもあるがトンプソンがここまで優勢。ローリーはポイント計算はどうなってる?
5R。ローリー出て行くがパンチをもらっている。それでも出るのはそうしなければ勝てないという計算があるか。トンプソンバックスピンキック。空振り。ローリー組み付いたが引き込みに。ただ下になっただけ。サイドを取られている。横四方で固めているトンプソン。立ってスタンドに。ローリー打たれて動きがない。トンプソンまだ慎重。出て行かず、ローリーが出てくるところにパンチを入れる。ホーン。
50-45×2、48-47の3-0でトンプソン勝利。