格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★PANCRASE279:展望

カードはこちら。
http://www.pancrase.co.jp/tour/2016/0724/index.html
メインはバンタム級タイトルマッチ。UFC以外のバンタム級日本人選手でトップの石渡は4度目の防衛戦。ブルッキンズとは再戦で、初戦はブルッキンズが1・2Rにシングルレッグでテイクダウンを奪っていく展開で、石渡は思うように戦えず。2R後半から打撃がヒットするようになるが、最初の2Rを落とした状態で逆転KOを狙いに行くも、逃げ切られ判定負け。しかし今回は5R。前回と同じペースだったとしても、石渡が後半3Rを取って勝てる。ブルッキンズは石渡戦以来、1年半以上のブランクがあるのも気になる。
石渡が後半のラウンドでKO勝ちと予想。
セミはフライ級王座決定戦。安永は一度清水のタイトルに挑戦したがKO負け。ケージ化以降はすべて判定だが5連勝で負けなし。特にケージになってからは、ポイントアウトする勝ち方に徹している。5勝のうちスプリットが3つで、戦い方も含めて賛否が分かれるが、セコンドの奇人・朝日のゲームプランを忠実に実行している。
修斗王者の神酒は、VTJでは準優勝のスクラヴォスに完敗し、DEEPでは現DEEP王者和田に一本負け。ホームの修斗でも、菅原に微妙な判定で敗れて3連敗していた。パンクラス転向後は2連勝中。修斗王座戦で5Rマッチフルタイムの試合を3回経験しているのは大きい。安永はいつものポイントアウト狙いのダンシングMMAで来るだろうが、神酒がどう対策してくるかに注目。地力では神酒が上だが、無策だと安永のペースにはまってしまうだろう。
神酒判定勝ちと予想。
セミ前では、12年ぶりのパンクラス参戦となる元メジャーリーガー・岡見が前王者の鈴木と対戦。
2月にDEEPで桜井隆多に完勝し、力の差を見せつけた岡見。前王者の鈴木とはどれくらいの力の差があるか。岡見優位は動かないと思うが、鈴木も王座陥落後にタイトルマッチ以上のビッグチャンスを与えられているだけに、意地を見せることを期待したい。
前座の注目カードはハイパーアグレッシブファイター獅庵の1年ぶりの復帰戦。相手は元柔道国体準優勝のコンボイコンボイはこの試合からフライ級に落としての試合となる。今後上位での活躍が期待されるホープ同士の潰し合い。
第1試合開始は24日午後3時。同日のUFC on FOXは午前中か、遅くても12時半までには終わる見込みなので、バッティングはしない。
会場から速報します。