格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★川尻 vs. クロン正式決定。木村 vs. クレイジーホースの再戦も。

65.8kg契約(フェザー級) 1R10分・2R-3R5分
川尻達也
クロン・グレイシー

67kg契約 3分3R
木村“フィリップ”ミノル
チャールズ・“クレイジー・ホース”・ベネット

いずれも29日・31日のどちらに行われるかは未定。
クロンはMMA4戦目にして初めて同階級でデビュー戦以外の相手との対戦に。所のように実質2階級下の相手ならまだ釣り合うが、普通に考えたらミスマッチと言える組み合わせ。父親のヒクソンがクロンをプロテクトしたがるという話も聞いていたので、この試合を受けたのは意外だった。仮に拒否したとしても仕方ないくらいキャリア差がある。ゴン格のクロンインタビューを読むと、ヒクソンとは良好な関係ながらも、試合についての戦略などについては意見を言われても必ず従うというわけではなく、勝利こそがすべてなどとは思っていないとも言っている。ヒクソンの意見とは無関係に自らの意思で選び取った試合なのかもしれない。所戦では意外とパンチでも勝負できていたが、現時点でUFCファイタークラスの実力があるとは思えず、川尻圧倒的有利な組み合わせだろう。
川尻は打撃勝負を宣言。

川尻「寝技になったら、(試合を)諦めます!ただ、絶対に負けたくないので、自分の得意な形にして絶対にK.Oします。」

「得意な形」とは抑え込んで漬けることでは?UFC網膜剥離になってからは、スタンドではバックブローや飛び膝などで打撃勝負には付き合わず、テイクダウンから勝負していたが、それはいずれも打撃で上回る相手だったため。いくらクロンのボクシングが向上し、リーチが長く変則的なパンチを打ってくるとはいえ、寝技よりも打撃の方が安全かもしれない。まあ寝技になっても下から攻めを警戒すれば取られることはないと思うが。
木村は9月のMMAデビュー戦で秒殺KOされたクレイジーホースとの再戦に。こうもあっさりリマッチを組まれると、最初の試合の意味はあったのかという気になる。クレイジーホースは来週S-cupに出場予定。