格闘技徒然草

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★UFN100:第7試合・セルジオ・モラエス vs. ザク・オットー

ウェルター級。
柔術世界王者のモラエスはTUFブラジル決勝では敗れたが、その後前座戦線で4連勝。しかし、前回は代役でUFCデビューしたルアン・シャゲスに1Rパンチでダウンを奪われたのが響いてスプリットドロー。
相手はDVで逮捕されたマイケル・グレイブスの代役ザク・オットー。オットーは先月にUFCデビューしたばかりだが、その時も負傷選手の代役だった。初のライト級戦でリリース寸前のジョシュ・バークマンと対戦しスプリット判定勝ち。今回はウェルターに戻している。14勝中一本勝ちが10回。柔術茶帯で当然モラエスとは相当な差がある。
打撃戦に付き合っていたモラエスだがシングルレッグから軸足を刈ってテイクダウン。これだけで会場は大歓声。インサイドから肘を入れていくモラエス。オットーは下からクロスガードでしがみつく。モラエスハーフにしたがガードに戻される。インサイドのまま特に大きなダメージを与えることなく1R終了。
1Rはモラエス
2R。パンチを打ち込むオットー。モラエスは飛び膝。モラエスの右がヒット。オットー距離を詰めてきた。プレッシャーのかけ合い。モラエスの前蹴りがボディにヒット。両者単発のヒットしかない打撃戦。スタンドだと互角のモラエスだがテイクダウンには行かない。残り90秒でようやくタックルを仕掛けたが切られた。モラエスの3連打がヒット。お互い明確にラウンドを取りに行かないまま2R終了。
手数ではオットー。
3R。手数を増やしてきたオットー。モラエスの右フックがヒットしてオットーぐらついた!追い討ちに行くモラエスにオットータックル。潰され下に。パスを狙うモラエスだがオットーはガードから後転して立ち離れた。パンチで出るオットー。ケージに詰めて右ハイ。モラエス疲れが見える。左ミドルをヒットさせたオットー。またケージに詰めたがモラエスのパンチをもらう。しかし下がらない。オットーが先に手を出していくがモラエス疲れながらもパンチを返していく。タイムアップ。
3Rはスタッツではオットーだがぐらつかせたパンチがあったのでモラエスか?際どい。
29-28オットー、30-27モラエス、30-27モラエス。スプリットでモラエス勝利。
2Rもモラエスが2名か。まあアウェイだしオットーはもっと勝負に行かないと。