女子フェザー級王座決定戦。バンタム級のランキングはホルム2位、ランダミー10位。
元ボクシング3階級王者のホルム。無敗のままバンタム級でロンダ・ラウジーのタイトルに挑戦し、事前の劣勢をひっくり返す世紀のアップセット勝利。しかし初防衛戦では逆に圧倒的フェイバリットの状況でミーシャ・テイトに一本負けでタイトルを失うと、前回はシェフチェンコ相手に5R打撃で押され続け連敗している。
体格的にはランダミーが少しだけ上回る。しかし前日計量ではランダミーは1kg以上アンダー。ボクシングバックボーンのホルムに対し、ランダミーはキック・ムエタイ出身。
アップライトに構えて出て来るランダミー。ホルム距離を取る。出てきた所にロー。ホルムも距離を詰めようとするとランダミー下がる。パンチの間合いにはしたくないか。ロー。ホルムもロー。ホルムが出た所にカウンターの肘を入れたランダミー。ランダミー飛び込んで右を打ち込む。ホルムワンツーからロー。ホルム出て行くがランダミーのパンチをもらう。ホルムワンツーローのローだけヒット。残り1分。ランダミー距離を詰める。右フックに組みついたホルムがテイクダウン狙い。出て行くががオーバーフック払腰を狙ったがこらえるホルム。押し込んでシングルレッグに。しかし倒されないランダミー。ホーン。
1Rランダミー。打撃戦ではランダミー優勢か。
2R。ホルム飛び込んでワンツーを打ち込むがランダミーカウンターの右をヒット。ホルム関節蹴り。ホルム組みついた。ケージに押し込む。テイクダウンを狙うがランダミーケージでこらえている。両脇を差したランダミーが入れ替えてボディに膝。ホルムまた入れ替えて押し込む。シングルレッグに切り替えたが倒せず。ランダミーが膝を入れる。ランダミー終了間際に膝。しかしホーンが鳴った後にワンツーを入れてしまう。レフェリーのブラインドで注意はなし。
2Rもランダミーか。
3R。ホルムパンチ連打で出た。サイドキック。ちょっとホルム手が出なくなってきた。ランダミーがプレッシャーをかける。前に出たホルムにカウンターの右。これはヒットせず。ホルムタックル。切られた。ランダミー出てきた。パンチから右ミドル。ホルム手を出して入るがヒットがない。ランダミーが出てきて右を打ち込むがホルムタックルに。しかし倒せず。ランダミーが離れ際にパンチを打ち込んだ。ちょっと効いたホルム。ホルムの右ハイが入ってランダミー前のめりにぐらついた。そこに左ハイ！ホーン。
ランダミーは効いてないとアピール。最後のハイキックがなければランダミーのラウンドだが。
4R。ホルムまた組んで押し込んだ。テイクダウンを狙うがこらえているランダミー。シングルレッグ。倒せる感じがない。ブレイク。ホルム左から首相撲。離して左ミドル。ランダミーの右がヒット。ホルムまたケージに押し込む。テイクダウン狙い。あまり上手くなくてやはり倒せず。耐えきったランダミー。離れ際に蹴りを入れるホルム。ホーン。
5R。ローを放ったホルムにランダミーの右がヒット。先に手を出すのはホルム。ランダミーが出てきた所にホルムの左がヒット。ちょっと効いたのか膝をつくランダミーだがそのまま押し込んでタックルでごまかす。ホルム入れ替えて押し込むとテイクダウンを狙うがやはり倒せない。ブレイク。ホルムワンツーからミドル。ホルム飛び込んで左がヒット。また組んで押し込む。残り1分。倒せない。残り15秒で引き剥がしたホルム。パンチで出るがランダミーの右をもらう。タイムアップ。
三者48-47でジャーメイン・ランダミーが王者に。おそらく前半3Rがランダミーか。ホルム終盤はいい打撃が入る場面があったが時すでに遅し。
ジャッジは最終ラウンドが3人ともホルム、4Rは2者ホルム、2Rは1者ホルム。1，3Rは3者ランダミー。
