格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN112:第2試合・トニー・マーチン vs. ジョニー・ケース

ライト級。
UFC3勝3敗だが現在前座クラスで2連勝中のマーチン。一本勝ちの多いグラップラー
日本大会での徳留戦でUFCデビューし一本勝ちしたケースはそこから4連勝したが、前戦はジェイク・マシューズに一本負け。過去5戦のうち、海外でのアウェイの試合が4試合あり、唯一のアメリカでの試合も相手の地元で、今回が初めてアウェイじゃない戦い。地の利がない試合ばかりの割に戦績がいい。ファイターである一方、ミッドウェスト・ケージ・チャンピオンシップというMMAプロモーションのオーナーも務める。
蹴りの間合いで両者牽制の蹴りを入れていく。パンチはぎりぎり届かない距離をキープ。マーチンが距離を詰めてパンチ連打。少しずつ前に出てきた。左ミドルがヒット。ケースもパンチを返していく。右ローから右ストレートを打ち込んだケース。マーチンのパンチを顔面にもらいちょっとぐらついた。ケースのジャブがマーチンの顔面を捕らえる。残り30秒でダブルレッグに入ったマーチン。ケージでこらえたケース。離れる。ホーン。
1Rは手数でケース。
2R。マーチンのパンチをもらったケース。両者ジャブの打ち合い。マーチンのパンチでケース顔面をカットし流血。ケースの右もマーチンの顔面を捕らえる。このラウンドは終始打撃の打ち合い。マーチンのジャブが的確にヒットする。手数は出しているがやや押され気味のケース。マーチン左ハイを放ちヒット。ホーン。
2Rはビッグヒットの数でマーチンか。
3Rも寝技に行く気がない両者。パンチのヒットは多いケースだが、パンチで攻め込むマーチンに対し下がり気味。首相撲からの膝を入れたマーチン。下がる所にパンチをもらったケース。劣勢で展開を変えられないまま残り1分。残り30秒でタックルに入ったマーチン。ダブルレッグでテイクダウン。肘を入れるとキムラ!けっこうタイトに入っているがタイムアップ。
しかし最後で大きく印象づけたマーチン。
三者29-28でマーチン勝利。接戦ながらややリードしている終盤で明確な勝ちを印象づけるための攻めがクレバーだった。これで3連勝。