格闘技徒然草

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★UFC214:セミファイナル・タイロン・ウッドリー vs. デミアン・マイア

ウェルター級タイトルマッチ5分5R。
ビッグネームとやりたいと言い続けている王者ウッドリーだが、防衛戦はトンプソン×2、マイアと、人気よりも実力が上回る相手ばかり。防衛に成功すれば、DJに続き現役王者として単独2位の防衛回数(3回)となる。
ランキング1位の柔術セレブ・マイアはウェルター級に落としてから丸5年でタイトル挑戦。ウッドリーにとっては2010年に柔術ADCC王者のアンドレ・ガウヴァォンと対戦して以来のトップ柔術家との対戦だが、ガウヴァォンはMMAにアジャストしきれず、ウッドリーに秒殺KO負けした試合を最後にMMAからは引退している。
マイア距離を詰めてタックル。両足からシングルに切り替えたがウッドリー切った!またタックル。これも切るウッドリー。しかしケージ際をサークリングするウッドリー。マイアまたタックル。これも切ったウッドリー。余裕が見える。パンチを入れたマイア。まだプレッシャーをかけている。またタックル。シングルに切り替えたが引き剥がされた。しかしウッドリーにケージつかみがありレフェリーが注意をする。左を打ち込みタックルに入るマイア。足を引き抜いたウッドリー。ウッドリー飛び込むフェイントを見せる。タックルは完全に切っているが攻撃もあまりないウッドリー。マイアも牽制だけで見合いが続く。マイアのタックル。切った。マイアの左がヒット。距離を詰めるマイアだが牽制のみ。ホーン。
1Rはタックルを切り続けて何度かパンチをヒットさせたウッドリー。マイアはワンチャンスにかけるしかないが、勝負できるとしても2Rまでだろう。スタミナが切れ汗で滑る状態では極めるのは難しい。
2R。ケージ際にプレッシャーをかけたマイアだが、ウッドリーのパンチをもらいバランスを崩して後方にダウン。しかし立たせたウッドリー。ウッドリー前に出てきた。マイアのタックルは切る。ウッドリーのミドルをキャッチしたマイアだが引き抜いたウッドリー。マイア左を打ち込むがヒットせず。両者見合いのままホーン。
2Rウッドリー。
3R。距離を詰めたマイア。ウッドリーが前に出てパンチを狙うとタックルに入るが切られた。飛び込んでパンチを入れていくウッドリー。ウッドリーが出るとマイアは下がるだけになってきた。タックルもない。前に出てきたウッドリーに満を持してタックルに入ったが切られた。また見合い。ブーイング。ホーン。
3Rウッドリー。もう判定での勝ちは難しくなったマイア。
4R。タックルを切られたマイア。ケージに詰めて今度はシングル。1R以来に片足を取った状態になるが、やはり切られた。ウッドリーノーガードから右を打ち込んだ。しかし深追いはしない。パンチを打とうとするとマイアが距離を取るにまかせる。このラウンドも見合い状態で終了。
4Rウッドリー。
5R。パンチで出たマイアにドンピシャのタイミングでタックルに入ったマイアだが、これも切ったウッドリー。マイアタックル→切られるを繰り返す。ウッドリーも仕留めに行く気はない。最後にまたタックルに入ったマイアだが倒せずタイムアップ。
判定50-45、49-46×2の3-0でウッドリー勝利。
テイクダウンディフェンスだけで終わった1Rについては2者がマイアを支持したが、2R以降は盤石。