格闘技徒然草

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★UFN116:第5試合・ジャスティン・レデット vs. ズー・アンヤウー

ヘビー級。
大学時代はバスケをやっていてNCAAディヴィジョンIIで活躍していたレデット。UFCデビュー戦ではフィニッシュ出来ず初の判定となったが、2戦目はテイクダウン→パウンド→チョークで快勝。ここまでMMA無敗。
相手はウクライナのディミトリー・ソスノフスキーの予定だったが負傷欠場。代わって、今年7月のダナ・ホワイト・コンテンダー・シリーズに出場して勝ったもののUFCとの契約は勝ち取れなかったアンヤウーが出場。アンヤウーは14勝4敗でもう36歳。代役でなければUFCデビューはなかっただろう。ニュージャージー生まれで地元ペンシルバニア在住。
腹ぶくぶくのアンヤウー。開始と同時に前に出てきた。レデットはケージ際をサークリング。パンチを出していくアンヤウー。レデット様子見。アンヤウーのパンチが一発入る。レデット下がらずパンチを入れていく。右がヒット。打ち下ろし気味の右。リーチ差もありレデットのパンチをもらうアンヤウー。間合いに入れないアンヤウー。レデット距離を取る。このラウンドはもう打ち合わない気か。ホーン。
1Rレデット。
2R。アンヤウー出てきた。サークリングするレデットにパンチを入れる。しかしレデット打ち返すとまたジャブで攻めていく。アンヤウーは一発狙い。レデットがジャブを入れ続ける。レデットペースで試合が続く。アンヤウー疲れてきてる。ジャブをもらって目も塞がり始めている。レデット安全圏からのジャブのみで仕留めにいく気配はない。ホーン。
2Rもレデット。
3R。アンヤウーが距離を詰めると左右のフックを打ち込む。また距離を取りジャブを入れるレデット。アンヤウー飛び込んでパンチを入れていくがレデットに距離を取られてしまう。そしてまたジャブの餌食に。距離を詰めたいアンヤウーだがレデットが左右にサークリングして追い込ませない。残り30秒になり完全に逃げ続けるレデット。タイムアップ。
29-28アンヤウー、29-28レデット、29-28レデット。スプリットでレデット勝利。
アンヤウーに入るのはありえないだろ、という表情のレデットだが、アンヤウーの大振りのパンチを評価したのか。まあありえないジャッジだとは思うが、レデットも安全圏からの攻めしかなかったのはいかがなものか。ジャブは良かったが、これだけリーチ差がある相手にも右をほとんど打ち込むことなくジャブだけ。蹴りすらなし。このままでは上位は厳しい。