格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC216:オッズ/予想と展望

トニー・ファーガソン 1.54
ケビン・リー 2.45

デメトリアス・ジョンソン 1.08
レイ・ボーグ 9.00

ファブリシオ・ヴェウドゥム 1.43
デリック・ルイス 2.70

マラ・ロメロ・ボレッラ 2.90
カリンドラ・ファリア 1.37

ベネイル・ダリューシュ 1.43
エヴァン・ダナム 2.70

トム・デュケノワ 1.67
コーディ・スタマン 2.10

ウィル・ブルックス 1.33
ニック・レンツ 3.20

ボビー・グリーン 2.80
ランド・バンナータ 1.38

パール・ゴンザレス 2.10
ポリアナ・ボテーリョ 1.67

ウォルト・ハリス 1.33
マーク・ゴッドビアー 3.20

ジョン・モラガ 3.85
マゴメドフ・ビブラトフ 1.25

ターレス・レイチ 2.15
ブラッド・タヴァレス 1.65

マット・シュネル 1.53
マルコ・ベルトラン 2.50

メインはライト級暫定王座戦。マクレガーが正王者にいる時の暫定王座戦はフェザーに続いて2回目。前回はウェルターに上げてネイトと対戦するため、今回はボクシングの試合をするためと、いずれも怪我などのやむを得ない理由ではない。そして前回は統一戦をしないまま王座返上となったが、今回も暫定王者と戦うことはあるのか。聞こえてくる噂はせいぜいネイトとの3度目の試合のみだが…。
ファーガソン暫定王座戦が組まれるのは2回目。3月のヌルマゴメドフ戦がファイトウィークに入ってからヌルマゴの体調不良により消滅している。そのため、今回は11ヶ月ぶりの試合。リーは5連勝中だがランキングは7位。前々回、今年の3月にトリナウドに勝つまではランク外で、前回マイケル・キエサに勝つまではタイトル戦線に名前が上がってくる選手ではなかった。上位ランカーが次の試合が決まっていたり怪我していたりやる気がなかったりのためにチャンスが転がり込んできた。まだ25歳になったばかり。
ともにベースはレスリングだが、ファーガソンはグラウンドで下になることを厭わない。トリッキーな動きが得意で今成ロールなども見せる。極めが強い選手。リーの方は正統派のレスラーで、テイクダウンからの上攻めが武器。ここ3試合はチョークで勝利している。また、ともに打撃のスキルも高いが、よりレベルが高いのはファーガソンか。
組みではそこまで差があるとは思えないので打撃の差が勝負を分けそう。ファーガソンKO勝ちと予想。
セミは先月これもまたファイトウィークに入ってから消滅したフライ級タイトルマッチの仕切り直しの一戦で、DJの最多防衛記録がかかる試合。メインから暫定王座戦のセミに格下げとなったが、注目度が低かった前回で組まれるよりは良かったかもしれない。内容については前回の予想と変わらず。日程が変わった影響も無さそう。
セミ前では6月のハント戦でKO負けし、直後に引退するかもしれないと宣言したデリック・ルイスの復帰戦。インターバル4ヶ月、勝ったハントより早い帰還になった。しかし相手のヴェウドゥムは相性最悪の相手。組まれる前に殴り倒すしかないが、ヴェウドゥムも打撃スキルが上がっている。何もできず一本負けしそう。
プレリムメインではフランスのトム・デュケノワがUFC2戦目に臨む。初戦は1勝1敗のパトリック・ウィリアムス相手にフラッシュダウンを喫した場面もあったが、常にスタンドでプレッシャーをかけつづけてKO勝ち。スタマンも前回UFCデビュー戦で、同じデビュー戦の相手にテイクダウンを取りまくっての判定勝ち。しかしスタマンのテイクダウンが強いわけでなく相手のTDDが弱すぎた。オッズは意外と僅差だが、デュケノワは今回も期待に応えることが出来るか。
第1試合開始は8日朝7時15分から。速報します。