格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★RIZIN171015:バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 1st ROUND -秋の陣-予想と展望

キックの試合は省略。

第4試合・アイリーン・リベラ vs. 山本美憂

山本は7月の試合でも特に成長は感じられず。タックルからのテイクダウンは強いがそれだけしかないので、あとは固めて判定勝ちするしかない。
相手のリベラはスペインローカルでは連勝していたがレベルは不明。TUF予選で負けてからは連敗中。トーナメントに出てくるのがミスマッチというほど強くも弱くもないはず。
リベラ一本勝ちが多いが、山本はテイクダウンしてから下からの十字三角だけ気をつけていればいいから、打撃で押されなければ取られることはないのでは。山本判定勝ち。

第5試合・浅倉カンナ vs. シルビア・ユスケビッチ

ユスケビッチも実力が良くわからないが、キックも並行してやっているストライカー。最近の戦績はほぼポーランドローカルのもので相手の実力も不明だが、3年半負け無しでリベラよりは期待できそう。テイクダウン後の対処が不明だが、テイクダウンを防げれば勝機はありそう。ポーランドは世界でも珍しくリングがメインの国なので、RIZINルールには適応しやすいはず。
浅倉判定勝ち。

第6試合・アリーシャ・ガルシア vs. マリア・オリベイラ

昨年のRIZINで浅倉に勝ったガルシアだがその後は敗れていて戦績3勝3敗。オリベイラはブラジルローカルの戦績のみで8連勝6フィニッシュだが、相手のレベルが不明。
オリベイラがガルシアに勝てるなら決勝まで上がっていけそうだが。期待も込めてオリベイラ勝利予想。

第7試合・ジェロム・レ・バンナ vs. ロッキー・マルティネス

44歳でMMAの実戦は7年ぶりのバンナ。まともな相手と当てたら厳しいと思うが、相手のマルティネスはDEEPではジャディブに勝ったものの、グラウンドの展開はなし。体型的にも寝技やグラウンドは得意そうじゃないので、バンナの打撃に捕まって終わりか。
バンナKO勝ち。

第8試合・マネル・ケイプ vs. 山本アーセン

トーナメントのメンバーでは明らかに1枚落ちるケイプ。ポルトガルやフランスといった実力不明の国で6勝1敗だがブランク2年。来月南アフリカのEFCに出るという情報があるが、さすがに間違いかキャンセルになっているだろう。MMA2勝2敗のアーセンとは釣り合っているか。
アーセンパウンドでKO勝ち。

第9試合・ムン・ジェフン vs. ケビン・ペッシ

10勝9敗で、フライ級に落としていたジェフンだが、戦績ほどには弱くない。ペッシは昨年元UFCのロバート・ホワイトフォードに判定負け。
ジェフン判定勝ちと予想。

第10試合・石渡伸太郎 vs. アクメド・ムサカエフ

MMA5戦全勝のムサカエフ。最初の3戦はワンデートーナメントで相手もほぼデビュー戦。4戦目の相手もデビュー戦。前回は11勝1敗の相手と戦い、グラウンドでパウンドを入れるがフィニッシュできず判定勝ち。

前回の試合を見る限り、パワフルな投げなども見せていたが、一発のパンチ力などはなさそう。これなら石渡の勝利は固いか。
石渡KO勝ち。

第11試合・川尻達也 vs. ガブリエル・オリベイラ

63kg契約だが62.7kgまで落としてきた川尻。しかしリミットまではまだ1.7kgある。バンタム級査定試合ということだが、本当に減量に自信があるならこの試合からバンタムに落としていただろう。一度テストで落とした時も、フェザーのときのような動きはできなかったと言っている。今回は相手の実力も未知数なので、勝っても評価できるか微妙。それでも、バンタム級トーナメントのワイルドカード枠は、ここまで他団体の大物の名前なども上がっておらず、川尻の参戦が目玉になるだろう。内容よりも手堅く行きそう。
川尻判定勝ち。

第12試合・KINGレイナ vs. クリスタル・ストーク

トークスは「ボディビルダーをやりながら総合格闘技の練習を始めた」とのことだが、37歳でまだデビューしていない時点で、どの程度真面目にプロMMAファイターとしてやっていくつもりがあるかは不明。今回は緊急決定なので仕方ない部分もあるが、KINGは7戦のうち6戦がデビュー戦か1試合しかしていない選手との試合で、唯一キャリアがある元UFCシェイナ・ベイズラーは当時すでに引退していた。そろそろまともな相手との試合が見たいが。
KING腕十字一本勝ち。

第13試合・西浦“ウィッキー”聡生 vs. アンディ・サワー

70kg契約で、フェザーのウィッキーにとっては体重ハンデ試合。サワーをテイクダウンするのは厳しいか。
サワーKO勝ち。

第14試合・桜庭和志 vs. フランク・シャムロック

計量の様子を見ると、7年ぶりの試合の割にはいい体を維持していたフランク。UFCを離脱してからはあまりグラップリングはせずにキックボクサーのような戦い方になっていたが、組みの練習はどの程度やっているのだろうか。試合に出る予定もないし、あまりやっていなかったのでは。
ドローか桜庭の一本勝ち。

第15試合・那須川天心 vs. 藤田大和

藤田がいくら強いと言っても、普通にアマで試合をしているレベルの選手に負けるようなら、天心を今後プッシュしていくこともないだろう。天心を潰すつもりならちゃんとしたプロの選手と当てるだろうし、RIZINサイドとしては天心のスッキリとしたKO勝ちを期待するマッチメイク。だがプロデビュー戦なことには変わりはない。年末にも試合を組むなら、そろそろアマや他競技の実績を売りにするような相手との試合では興味を引けないのでは。
天心KO勝ち。

第16試合・RENA vs. アンディ・ウィン

アンディ・ウィンが計量で250gオーバー。戦績的には前回対戦したドーラ・ペリエシュよりは悪いが、ちゃんと相対評価がある選手とRENAの対戦が初めてだったので期待していたのに、体重オーバーでは。残念。
ウィンが組み付いて引き込む展開に行った時のRENAの対応力が見たい。RENA判定勝ち。
速報します。Abemaの修斗中継と掛け持ちで見たいところだけど、Abemaは生でしか見られないので、バッティングするところは諦めるしか無さそう。