格闘技徒然草

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★UFN121:第8試合・アレックス・ヴォルカノフスキー vs. シェーン・ヤング

フェザー級だったがヤングが代役で急に出場が決まったため、150ポンドの契約体重に。ヴォルカノフスキーは149ポンド、ヤングは147ポンドでクリア。
地元のヴォルカノフスキーはPXCでは矢地を破りタイトル獲得。UFCデビューから2戦も粕谷、廣田と日本人相手に2連勝。廣田からはパンチでダウンを奪っている。レスリングバックボーンでテイクダウンと重い打撃が武器。
予定していた選手の怪我やビザの問題で代役の代役の代役としての出場となるニュージーランドのヤング。出場が決まったのは6日前。MMA11勝3敗の24歳。最初に負けた相手にはリベンジ済み。それ以外に負けた相手は現UFCファイターのデミアン・ブラウンとワン・グァン。バックボーンはレスリングで、得意技はリバース・デラヒーバからのキス・オブ・ザ・ドラゴン
ヴォルカノフスキーがスタンドでプレスしてヤングがケージ際まで下がると組みついた。引き剥がすヤング。また押し込んだヴォルカノフスキー。ダブルレッグからスタンドでバックに回った。ジャブを入れたヴォルカノフスキー。またケージまで詰めると右をヒットさせる。また組みついた。足をかけてテイクダウン。ヤングは背中を向けて立つことに成功。離れた。ケージに詰めて右ヒジを打ち込んだヴォルカノフスキー。押し込んで膝。バックブロー。ホーン。
1Rヴォルカノフスキー。スタンドでのプレッシャーが強い。
2R。また間合いを詰めるヴォルカノフスキー。押し込み。離れ際のバックブローは空振り。右を入れてまた押し込んだ。外掛けテイクダウン成功。ケージを使って立ったヤングだが離れ際に肘を入れるヴォルカノフスキー。ジャブを入れるヤングだが構わず出てケージを背負わせたヴォルカノフスキー。ヤングのタックルは切られてヴォルカノフスキーが逆にタックルで持ち上げてテイクダウン。立ったがまた持ち上げて倒した。パウンド。下から蹴り上げるヤングだがパス。マウント!ハーフからガードに戻したヤングだがまたパスを狙うと強烈なパウンド落とす。すきを見て立ったヤング。ホーン。
2Rヴォルカノフスキー。ヤング削られてきた。
3R。またプレスされケージを背負うヤング。組みついたヴォルカノフスキー。膝!さらに肘。しかしヴォルカノフスキーのパンチをかわしてヤングがタックル!テイクダウン。バックを狙うがヴォルカノフスキーはタックルに入るとバカ力で持ち上げてテイクダウン。パウンド!打ち込みながらパス。がガードに戻すがまたパウンド。ケージで立つヤングだがもう1分切ってる。押し込んで肘を入れるヴォルカノフスキー。またタックルに。足をかけて崩す。立ったヤングだが時間がない。タイムアップ。
30-27、30-26×2の3-0でヴォルカノフスキー勝利。
スタンドでプレッシャーをかけてケージを背負った相手に押し込んでテイクダウンし削るという盤石の攻め。急遽出場のヤングは完全にヴォルカノフスキーのペースにハマり、凌ぐのが精一杯だった。