バンタム級。ランキング7位キャラウェイ。スタマンはノーランカー。
UFCでは6勝2敗で、敗れた相手はハファエル・アスンサオと水垣のみのキャラウェイ。昨年は2度組まれた試合をいずれも負傷で欠場しており、1年10ヶ月ぶりの試合に。最近の2勝は判定だが、それまでの4試合はいずれもチョーク（RNC＆ギロチン）による一本勝ち。
スタマンはUFC2勝0敗。アマMMA19勝1敗、プロでも16勝1敗のハイアベレージ。トレーナーはダロン・クルックシャンク。ボクシングでもアマチュアでタイトルを獲得している。前回は期待の新星トム・デュケノワから1Rは取られたものの、後半盛り返してスプリット判定勝ちした。
オッズではスタマンがフェイバリット。
タックルに入ったキャラウェイ。シングルレッグで片足をクラッチすると担ぎ上げて倒そうとする。ケージでこらえるスタマン。キャラウェイなおも押し込んでテイクダウンを狙うがスタマン切ってパンチを入れる。離れたキャラウェイ。打撃戦からまたタックルで押し込むキャラウェイ。離してまたタックル。受け止められたがクリンチアッパーを入れる。しかしスタマンパンチで打ち返すと前に出ていく。タックルのフェイントからジャブを入れるキャラウェイ。素早いタックル。切れずに懐まで入られたスタマン。倒されて寝かされる。パスを狙っていくキャラウェイ。ハーフからニースライスでパスした。サイドから横三角狙い。腕は挟んでいないが、頭を足で押さえるとキムラに。クラッチして耐えるスタマン。キャラウェイは腕十字に行こうとしたがホーン。
1Rキャラウェイ。
2R。また打撃戦。キャラウェイはタックルのフェイントからアッパー。タックルに入るがスタマン切る。ジャブを入れていくキャラウェイ。またタックル。止められた。すかさずクリンチでパンチを打ち込むキャラウェイ。ジャブの刺し合い。キャラウェイまたタックル。スタマン切って膝を入れる。キャラウェイまたタックル。タイミングは良かったがケージを背にこらえるスタマン。シングルレッグに切り替えたが倒せず離れた。またタックル。切られる。スタマンの右をもらう。またタックル。切ったスタマンが立ち際に膝を打ち込む。ホーン。
2Rは微妙だが、打撃の手数が五分で、タックルを切り続けたスタマンの印象が良い。
3R。ローを蹴るキャラウェイ。スタマンパンチを打ち込む。キャラウェイもパンチを打ち返すが、最終的にはタックル狙いか。タックルを切られ続けるキャラウェイ。少し勢いがなくなってきた。またタックル。シングルレッグに。ダブルに切り替えたが倒せず。離れた。パンチ→タックルを繰り返すキャラウェイだがすべて切られている。残り1分。押し込んだキャラウェイ。クリンチアッパー。離してパンチを打ち込むとスタマンが逆にタックル。キャラウェイギロチンで引き込んだ。前転して外そうとしたスタマン。キャラウェイ絞めるがタイムアップ。
最後の頑張りでキャラウェイに入れてあげたいが、3Rも微妙。
29-28キャラウェイ、29-28スタマン、29-28スタマン。スプリットでスタマン勝利。
キャラウェイ、わずかに及ばず。計20回もタックルを仕掛けたが、倒せたのは1Rだけだった。
スタマンはほぼタックルを切り続けてランカーを下したが、ディフェンシブであまり見るべきものがなかった。
メディアスコアはスタマン支持もいるものの、ほぼキャラウェイ29-28。
