女子バンタム級。ランキング12位アルダナ、13位プディロヴァ。しかし二人とも前座クラス。
アルダナはデビューからUFC2連敗していたが、前回はタリタ・ベルナルドに判定勝ち。女子バンタムはフライに落とした選手もいるため層が薄くなり、1勝2敗レベルでもランクインしている。
チェコのプディロヴァはMMA8勝2敗で、2敗の相手はどちらもリナ・ランズバーグ。UFCでは2勝1敗で、まだ前座レベルではあるが2連勝中。
右を入れたアルダナ。プディロヴァはパンチで距離を詰めていくとジャブを打ち込む。またアルダナの右がヒット。前に出ていくプディロヴァだが距離を取られヒットは多くない。プディロヴァが手数を増やしてきた。ロー・ハイ・前蹴りと蹴りを連打する。前蹴りが顔面にヒット。ホーン。
終盤の蹴りのラッシュで手数を五分にしたプディロヴァの方が印象が良いか。
2R。このラウンドもプディロヴァが前に出ていく。距離を取りながらパンチを入れていくアルダナ。手を出しているのはプディロヴァだがヒット率が低いのでヒット数は五分。パンチだと距離を取られてかわされるのでまた蹴り主体に切り替えるプディロヴァ。アルダナも蹴りを返す。残り1分。パンチで攻めるアルダナに対し、ミドル・ローを入れていくプディロヴァ。間合いが詰まりプディロヴァのパンチが入る。アルダナタックル。しかし切られた。肘を入れるプディロヴァ。ホーン。
このラウンドは手数でアルダナか。
3R。アルダナが前に出てきた。パンチの打ち合い。アルダナの右ローが入り、ちょっと足を気にするプディロヴァ。両者強いパンチを打ち込んでいく。プディロヴァ鼻血。構わず距離を詰めてパンチを入れていく。強打を入れるプディロヴァに対し、アルダナはまた右ロー。アルダナも鼻血。プディロヴァ間合い詰めて四つに組むとケージに押し込む。アルダナが首相撲からの膝連打を入れた。プディロヴァどんどん前に出てパンチを入れていく。プディロヴァ飛び込んでの肘。タイムアップ。
まだ空席の目立つ会場だが、観客はスタンディングオベーションで両者を称える。
また割れた。29-28プディロヴァ、29-28アルダナ、29-28アルダナ。スプリットでアルダナ勝利。2,3Rの手数の差か。印象ではプディロヴァだったが。
