格闘技徒然草

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UFC228:第11試合・ザビッド・マゴメドシャリポフ vs. ブランドン・デイヴィス

フェザー級

元ACBフェザー級王者のマゴメドシャリポフ。派手な回転系のパンチ・蹴りと堅実なレスリング&グラップリング技術が同居するファイターで、UFCデビューから3連勝。最初の2戦は一本勝ちで、前回のカイル・ボクニエク戦はファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞し3試合連続のボーナス獲得となったが、前回はややボクニエクに粘られた。本来はヤイール・ロドリゲスとの回転打撃大好き対決が組まれていたが、対戦を拒否したロドリゲスが一時リリースされるなどの騒動を経てようやく組まれたものの負傷欠場。

代役のデイヴィスはコンテンダーシリーズから昨年UFCデビューしたが、マゴメドシャリポフに敗れているボクニエクに僅差判定負け。ここまで1勝2敗。ルーファスポート所属でスタンドでの打撃の手数で勝負するタイプ。

デイヴィスがパンチ・ローで出ていく。マゴメドシャリポフは下がり気味。ケージに詰めたデイヴィスだがマゴメドシャリポフが左のダブルをヒットさせる。ずっと下がっていたマゴメドシャリポフだが後半になって出てきた。二段蹴り。パンチで飛び込んだデイヴィスをかわしてバックに付いた。持ち上げて投げたがデイヴィスすぐ立つ。残り10秒で離してバックキックを入れたマゴメドシャリポフ。最後にパンチ連打を打ち込む。ホーン。

1R手数は五分だがテイクダウンした分マゴメドシャリポフか。

2R。すぐ組んでバックに回ったマゴメドシャリポフ。一度スタンドで背中に乗ったが降りる。投げてテイクダウン。バックをキープしているマゴメドシャリポフ。デイヴィス立った。バックキープし殴るマゴメドシャリポフ。デイヴィス立って正対。マゴメドシャリポフはミドル・前蹴りを打ち込む。組むと大外刈りで投げてテイクダウン。亀になったデイヴィスに両足フックしバックマウント。チョークを狙うが防いでいるデイヴィス。が、ここでマゴメドシャリポフは足をキャッチし膝十字に。デイヴィスタップ!

やや仕留めるのに時間がかかったが、きっちりとフィニッシュ。少し前にスターリングが極めたのと同じ膝十字が一晩に2回も出るとは。