格闘技徒然草

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UFN137:第8試合・フランシスコ・トリナウド vs. エヴァン・ダナム

ライト級。

ライト級以下で最年長40歳のトリナウド。ここ10戦で8勝2敗とハイアベレージだが、8勝のうち6勝が判定という地味さが災いしてランカーとの試合がなかなか組まれず。結局ランカーと当たらないままランキング入りしたが、当時まだノーランカーのケビン・リーと対戦しチョークで一本負けしまたノーランカーに。その後勝利してまたランキング入りすると、前回ようやくランカーのジェイムス・ヴィックと対戦したが、1Rに得意の打撃でダウンを奪われると挽回できず判定負けでまたノーランカーに戻ってしまった。

ダナムはこの試合での引退を宣言している。無敗でUFCと契約しそのまま4連勝。トップグループに入ったが、ショーン・シャークに微妙な判定負けをすると、次戦ではメルビン・ギラードにKO負け。以降は中堅クラスのポジションに収まった。RDA・セラーニ・バルボーザに3連敗したが、そこからすべて判定だが4連勝と復調。が、1引き分けを挟み、前回オリヴィエ・オウビン・メルシェに1RKO負け。戦績的にはまだまだできるように見えるが、本人としては限界だったか。

打撃戦。ダナムタックルに入るが切られた。トリナウドがプレッシャーをかけてバックスピンキック。間合いを取り飛び込むタイミングを伺っているダナムだがなかなか入って池に。入ろうとしたところにトリナウドがカウンターを入れていく。ローをキャッチしてこかしたダナム。立とうとしたトリナウドに膝。しかしトリナウドが上を取り返す。ハーフから潜って立ったダナム。離れたところでトリナウド左ハイ。ホーン。

1Rトリナウド。

2R。プレスしていくトリナウド。前に出てパンチを打ち込むダナムだが、トリナウドが首を抱えてがぶる。立ち際に膝を入れた。ダナムが飛び込んでパンチが交錯する。残り1分。アッパーを打ち込むダナムだがトリナウドのカウンターの膝がレバーに突き刺さり、ダナムもんどり打ってダウン!戦闘不能でレフェリーストップ。