格闘技徒然草

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UFC230:第3試合・マット・フレヴォラ vs. ランド・バンナータ

ライト級。

地元ニューヨーク出身のフレヴォラ。昨年のコンテンダーシリーズで勝利しUFCデビューを決めたが、今年1月のデビュー戦ではディフェンス無視でパンチで突っ込み、2度ダウンして1分ジャストでKO負け。会場は盛り上げたものの、MMA初黒星。

バンナータはUFCデビュー戦でトニー・ファーガソンからダウンを奪い健闘。バックスピンキックでKO勝ちするなど派手な試合を見せ、UFCデビューから4戦連続でボーナスを獲得したが、前回は攻めが雑で判定負け。連続ボーナスも止まった。UFC1勝3敗1分けと負けが先行している。

スタンドで間合いを詰めるバンナータだが、フレヴォラが下がりながらも積極的に打撃を入れていく。膝を入れたが右ハイをもらいフレヴォラダウン!すぐ起き上がるとタックル。しかし切られた。右ミドルを入れたフレヴォラ。ダウンしても手を出していく。右をヒットさせるがバンナータは効いてないアピール。またフレヴォラの右がヒット。右ハイ。ハイキック、バックスピンハイキックを打ち込むフレヴォラ。パンチがヒットしバランスを崩したバンナータ。バンナータ意表をついてシングルレッグに。離してハイキックを出したが空振り。間合いを詰めたバンナータだがフレヴォラの肘をもらい効いた。下がるバンナータ。パンチで出てきたフレヴォラにタックル。テイクダウンするが際で入れ替えたフレヴォラがギロチン。マウントで絞めたが外れた。ホーン。

ダウンがなければフレヴォラでもおかしくないが、1Rはバンナータか。

2R。打撃で出るバンナータ。前蹴りが顔面にヒット。右がヒット。さらにもう一発入りフレヴォラダウン!パウンド!立ったフレヴォラがパンチを打ち返すがバンナータのパンチをもらっている。バンナータの攻めをなんとか凌いでいるフレヴォラ。タックル。スイッチで凌いだバンナータ。離れると右を打ち込む。バンナータが前に出ていく。パンチ連打からバックスピンハイキック。両者ともさすがにちょっと動きが落ちてきた。それでも手を出す。間合いを詰めてパンチの打ち合い。押されているフレヴォラ、攻撃は最大の防御とばかりに手を出していく。フレヴォラタックル。切ったバンナータが立ち際に右ハイ。またタックル。倒したがバンナータギロチン。浅いか。ホーン。

2Rバンナータ。

3R。両者消耗しているが攻めはやめない。フレヴォラの蹴りをキャッチしたバンナータに片足のままパンチを入れていくフレヴォラ。テイクダウンされたがすぐ立ってスタンド。バンナータ右ボディから左フック。さかんにバックスピンハイキックを放っていくバンナータだがクリーンヒットはしない。フレヴォラタックル。倒したがすぐスクランブルで脱出したバンナータ。残り1分。フレヴォラがパンチからバック肘。バンナータも打ち返す。打撃戦でタイムアップ。

1Rフレヴォラもあるので、その場合は3R次第。手数では3Rフレヴォラ。

29-28フレヴォラ、28-28で1-0のマジョリティドロー。2Rは二者がバンナータに10-8を入れたか。

両者ともにアグレッシブだが攻めが雑でディフェンスが甘い者同士、噛み合って盛り上がった。