格闘技徒然草

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UFN141:第8試合・ソン・ケナン vs. アレックス・モロノ

ウェルター級。

ケナンも昨年の上海大会でのデビュー組だが、その試合でUFC0勝2敗のボビー・ナッシュに秒殺勝利すると、6月のシンガポール大会ではUFCデビュー戦のヘクター・アルダナにKO勝ち。2試合続けて右でダウンを奪ってからのパウンドで勝利している。キャリア3戦目で日本のREALに参戦し、菊田に判定勝ちしたことがある。

モロノはUFC3勝2敗1NC。昨年の日本大会では、中村K太郎相手に両者手数が少ない展開のまま判定となり、スプリット判定負け。その後地元テキサスでパンチでダウンを奪ってからのギロチンでタップアウト勝利。前回は今度はアウェイのカナダでジョーダン・メインに判定負け。柔術とテコンドーの黒帯。

右を打ち込むモロノ。前に出ていくケナンだがモロノが先に手を出していく。ケナン右を出したがモロノが近距離でフルスイングのフックを振り回しヒット。モロノフルスイング。もらっているが前に出ていくケナン。口から血が出ているケナン。前に出てパンチを出すがモロノにかわされる。残り1分。ケナンもフルスイングでパンチを出していく。残りわずかでモロノが前に出てパンチを打ち込む。ホーン。

1Rモロノ。

2R。モロノのバックブローがヒット。ケナンもバックブローを出す。ケナン強引にパンチのラッシュで出るが、ケージまで詰められたモロノはヘッドムーブでかわした。ケナンバックキック。しかし距離を取られヒットしない。ケナンの右がヒットして会場沸くが、すぐにモロノ打ち返す。ホーン。

2Rもモロノか。

3R。パンチのヒット率で負けているケナン。手は出しているがかわされる。モロノのパンチはもらっている。モロノパンチからタックルにつなげた。ケージでこらえようとしたケナンだが倒される。しかしすぐ立った。ケナン出ていくがやはりヒット率で負けてる。四つに組むとケージに押し込むモロノ。スタンドでバックに回ったが引き剥がしたケナン。ケナン疲れたのか手が出なくなった。ケナンの右がヒットしぐらついたモロノ。さらにバックブローを入れるがモロノもバックブローを返す。ここでケナンがアイポーク。タイムストップ。再開。ケナンパンチで出ていくが、モロノがフルスイングのパンチを振り回し抵抗。タイムアップ。

三者フルマークでモロノ勝利。ケナンの大ぶりのパンチはしっかりとかわし、魚井フルスイングばりのフルスイングで弾幕を張り攻めさせなかった。