格闘技徒然草

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UFN142: 第1試合・アレックス・ジョージース vs. ダミア・イスマグロフ

ライト級。

本来はロス・ピアソン vs. ジョセフ・ダフィーだったが、結果的に両者とも負傷欠場してしまい、代役UFCデビュー戦同士の原型のないカードに。

23歳で地元オーストラリアのジョージース。今日デビューするオセアニア出身ファイター4人のうちの一人。2年前にプロデビューし7戦全勝だが、世界的な相手は皆無。試合10日前の代役ということで、地元ですぐ試合に出られる限られた選手の一人だったというだけか。

相手のイスマグロフはM-1チャレンジ王者。11連勝中で、最後に負けたのは3年前、IGFにも出場していたラザマン・エセンバエフ戦。M-1チャレンジではライト級王座を獲得している。

188cmの長身ジョージース。飛び込んでパンチを入れるイスマグロフ。組み付くとテイクダウン。わりと簡単に倒されたジョージース。ハーフ。肘を入れたイスマグロフ。ジョージースがケージを使って立つが、イスマグロフがすぐシングルレッグで倒した。スクートでなぜか入っていかないイスマグロフだが、ジョージースが立った瞬間にタックルに。今度はケージで耐えるジョージース。イスマグロフ離れた。またすぐシングルレッグ。切ったジョージース。ミドルを入れる。ジョージース手が出ない。ホーン。

1Rイスマグロフ。

2R。イスマグロフが飛び込んで打撃を打ち込む。タックル。切ったジョージース。打ってこいと挑発するジョージースだが自分からは手が出ない。ステップしてパンチのフェイントをするだけ。イスマグロフのミドルがやや低くローブロー気味になる。ローブローをアピールしたジョージースだがレフェリースルー。そこにイスマグロフタックル。テイクダウン。下になったジョージース、ホールディングするだけ。盛んに両手を広げてなんかアピールしてる。ブレイクしろって意味か?自分から脱出する気はない模様。ハーフから細かいパウンドを入れるイスマグロフ。立ってスクートになるが、ガードに飛び込んでパウンドを入れる。ジョージース、相変わらずホールドするだけ。ホーン。

2Rイスマグロフ。ジョージースは攻撃の手数よりアピールの手数のほうが多かったのでは。

2R。バックスピンキックを放ったイスマグロフ。さらにケージを蹴ってショータイムキック。バックブロー。両手を広げて挑発するだけのジョージース。イスマグロフも同じポーズでお返し。タックル。テイクダウン。自ら立つ。またタックル。ケージで耐えるジョージースにバック肘。またパンチで飛び込みタックルに。倒せず離れた。またタックル。ボディロックして倒した。ハーフ。相変わらずホールディングするだけのジョージース。イスマグロフもハーフからパスするでもなくポイントを稼ぐパウンドを入れるだけ。ずっと両手を広げてアピールを続けるジョージース。イスマグロフ立ってスクートになるがブレイク。イスマグロフタックルで組み付くが倒せずタイムアップ。

試合が終わっても両手を広げてアピールしてるジョージース。

30-25、30-26×2の3-0でイスマグロフ勝利。

ジョージースは挑発しに来たのか?イスマグロフも抱えてディフェンスするだけの相手を仕留められないのはローカルの実績を考えたら期待はずれ。