格闘技徒然草

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UFC on ESPN+12:第4試合・マット・ワイマン vs. ルイス・ペーニャ

ライト級。

てっきり引退したと思っていたワイマン、なんと4年半ぶりの出場。最後の試合は2014年11月で、その試合も約2年ぶりの復帰戦だった。翌年3月に試合が組まれていたが背中の負傷で欠場すると、その後4年間音沙汰がなかった。UFCデビューは2006年で、戦績は10勝5敗。ただし、対戦した14人(マック・ダンジグとは2度対戦)のうち、現在もUFCと契約しているのはジム・ミラーのみ。UFCデビューは22歳、最後の試合は31歳で現在は35歳。

「戦うボブ・ロス」ルイス・ペーニャは25歳で、ワイマンが最後に試合を行った2014年に初めてアマチュアの試合に出場している。プロデビューからはまだ3年経っておらず、MMA戦績4戦でTUFに出場。トーナメントは途中で負傷欠場したが、UFC本戦では2勝1敗。191cmの長身グラップラー。この身長でフェザー級だったが、前回計量で2.5ポンドオーバーしたため、今回からライト級に階級を上げている。

ライト級でも長身のペーニャ。首相撲から膝連打。振りほどいたワイマンだが左目の上をカット。レフェリーのチェックが入るがろくに確認もしないまま再開。また膝で出ていくペーニャ。ワイマンダブルレッグで倒したが、ペーニャが後方に投げて上に。立ったワイマン。またタックル。シングルレッグを切ったペーニャだが、ワイマンはそのままシングルレッグで抱えた足に足関。しかし体を起こしたペーニャがパウンドを打ち込む。なおも足関のセットアップをしようとするワイマンだがペーニャつぶしてパウンド。リーチが長いのでワイマンが足で防ごうとしても顔面に届いてしまう。しつこく足を絡めていくワイマン。またシングルレッグを仕掛けるがバックを許す。ペーニャレッグマウント。立ってまた前転し足関を狙ったワイマンだがペーニャが強烈なパウンド連打。止めてもおかしくないが残り時間わずか。ホーン。

1Rペーニャ。ワイマンのカットが相当深く、開始前にドクターチェック。しかし続行。

2R。ワイマンまたタックル。切って上になったペーニャがまたハーフからパウンド。ワイマン下からひたすら足関。ペーニャ足を引き抜き離れる。ペーニャ飛び膝。ワイマンもパンチで出る。組んでテイクダウンしたペーニャ。バックを狙う。正対したワイマンに肩固め。外して初めて上をとったワイマンだが、雑にバックを取りに行き、すぐにまた下になってしまう。ペーニャハーフからパウンド。ワイマンひたすら足関狙いで凌ぐ。アンクル。しかし外され完全なマウントを許す。残り30秒。バックマウントからチョークを狙うペーニャ。なんとか防ぐワイマン。ホーン。

2Rペーニャ10-8。

3R。相当消耗しているワイマンだがパンチを出していく。しかしペーニャのパンチのラッシュを受けるとケージの淵で足を取られてスリップダウン。ワイマンパウンドラッシュ。打たれまくりレフェリー止めた。

ワイマン、ブランクが大きすぎた上に相手がペーニャというのは厳しすぎたか。