格闘技徒然草

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UFC on ESPN+17:第3試合・ヴィニシウス・モレイラ vs. ポール・クレイグ

ライトヘビー級。

コンテンダーシリーズブラジルで勝利しUFCと契約したモレイラだが、2試合とも1RKO負け。ローカル時代は9勝1敗で、9勝すべてがフィニッシュ勝利(1KO 、8一本勝ち)。UFCで対戦したのが無敗のアロンゾ・メニフィールドとミドル級から上げてきたエリク・アンダースと、どちらも将来有望なプロスペクトだけに不運な面もあるが、今のところ持ち味は全く見せられていない。

スコットランドのクレイグは絶滅危惧種の下攻めファイター。UFC3勝4敗だが、3勝はすべてガードから仕掛けた関節技。しかし下攻めになるということはテイクダウンが強くないということで、さらにスタンドでの打撃も得意としておらず、ウィークポイントが大きい。ハマれば強いが打率はそこまで高くない。0勝2敗で2試合連続1RKO負けのモレイラ相手にアンダードッグ。

すぐに組み付いたモレイラ。テイクダウンを狙うが、クレイグが潰してまさかの上になる。モレイラ下から仕掛けていく。腕十字を防ぎながら密着してパウンドを入れるクレイグ。三角からオモプラッタでスイープ狙い。返せなかったが立つ。しかしクレイグが投げてテイクダウンするとモレイラの立ち際に膝!モレイラダウン!パウンドラッシュ!止めてもいいくらい打たれるモレイラだがレフェリー止めない。クレイグバックに回りチョーク。タップアウト!

今日は下にならなかったクレイグが完勝。