ヘビー級。
ペソアは前回のUFCデビュー戦はメインカードに出場するガーヌとの無敗対決で、投げた勢いで下になると肩固めで一本負け。ローカル時代は9戦全勝でうち7KO勝利だった。
ヒューズはコンテンダーシリーズで勝利後の初戦はこの後第3試合に出場するモーリス・グリーンに判定負け。前戦は4年ぶりの復帰戦となるトッド・ダフィーとの対戦で、お互いディフェンス無視の殴り合いを演じてみせたが、ヒューズのアイポークでダフィーが続行不能となりノーコンテストに。
間合いを詰めてヒューズがパンチを打ち込むとペソアも打ち返しヘビー級らしい打撃戦にヒューズ一旦下がる。バックキックを入れるペソア。ヒューズ大振りの右フック空振り。ペソアがパンチ連打で出るとケージに詰めてラッシュ。離れる。ヒューズがじわじわ出て、間合いに入るとペソアが打撃を入れる展開。ホーン。
1Rペソア。
2R。カーフキックを入れていくペソア。ヒューズ間合いに入れない。ペソア、低いジャンプの飛び膝から前に出てパンチを連打するが届かず。ヒューズがジャブで出る。踏み込んで右を打ち込んだペソア。ヒューズフラッシュダウン。すぐ立って距離を取る。ヒューズ組んでケージに押し込み。タックルに入るが切ったペソア。離れる。ヒューズがスピンキックを放つがブロックされスリップ。しかし上になろうとしたペソアからタックルで尻餅をつかせる。座った体勢のペソアにパンチを入れていく。離れて強いパンチを入れるがその瞬間に立たれた。ホーン。
2Rペソア。
3R。ペソアの飛び込んでの右がヒット。また間合いに入れなくなるヒューズ。ペソアが飛び込むフェイントを見せると下がる。前に出たペソアがケージを背負ったヒューズに右を打ち込む。残り1分。飛び膝を見せたヒューズ。しかしペソアがプレッシャーをかけると下がる。両者攻めるでもなく逃げ切るでもなく淡々とした打ち合いを続ける。タイムアップ。
ヒューズはまさか勝っていると思ったわけでもないのに、なぜ最後にKOを狙いに行かなかったのか。
