バンタム級。ケニーはランキング15位。
昨年3月、22日にLFAバンタム級暫定王座決定戦で勝利すると、25日に欠場選手の代役としてUFCデビューが決定。30日に行われたデビュー戦では元フライ級王座挑戦者であるレイ・ボーグに判定勝ち。前回は当時無敗のマニー・バミューデス戦で、減量失敗経験のあるバミューデスに合わせた140ポンド契約だったものの、判定勝ちでUFC2連勝。
デヴァリシビリはジョージアサンボ王者のグラップラーで、ここまで4試合すべてフルタイムでトータル27回のテイクダウンを奪っていて2勝2敗。前戦はこちらも無敗でTUFウィナーのブラッド・カトーナと対戦し、テイクダウンを連発して判定勝ち。
打撃で前に出るケニー。デヴァリシビリはパンチ・バックブローを返す。デヴァリシビリアンクルピック。倒せないが、放してパンチ連打を打ち込んだ。また出るケニー。デヴァリシビリタックル。スタンドでバックに回った。投げる。倒されたがすぐ立つケニー。なおもテイクダウンを狙うデヴァリシビリ。担ぎ上げると投げてテイクダウン。パウンド。ケニーシングルレッグから立って離れた。ケニーがパンチ連打で出る。ホーン。
1Rデヴァリシビリ。
2R。常に手を出しながら出ていくデヴァリシビリ。タックル。受け止めるケニーだがデヴァリシビリがケージに押し込み。離れたケニー。前に出てパンチを入れるデヴァリシビリだが、ケニーの右をもらい一瞬ぐらついた。それでもまた出ていくデヴァリシビリ。またタックル。今度はテイクダウン成功。バックを取らせて立つケニー。なおもテイクダウンを狙うデヴァリシビリ。デヴァリシビリ投げるがケニー寝かされずに立つ。ホーン。
2Rもデヴァリシビリ。
3R。前に出ていくケニーに前蹴り、パンチを入れるデヴァリシビリ。休まない。パンチからタックルに入り、切られたが離れ際にパンチを入れる。またタックル。今度は背中をつかせる。ケニーケージを蹴って反転し脱出。が、すぐにまたダブルレッグでテイクダウン。序盤はスクランブルで逃れていたケニーも消耗して根負けしてきている。立ったケニーだがデヴァリシビリはボディロックを放さずまたテイクダウン。また立つがまたテイクダウン。バックマウント！パウンドを入れる。逃げられないケニー。タイムアップ。
30-27、30-25、29-28の3-0でデヴァリシビリ勝利。
とにかく休まないデヴァリシビリ。タックル一辺倒ではなく、打撃でも休まず攻めている。タックルを何度も切られても攻め続けるので、相手の方が先に消耗してしまう。テイクダウン回数が多いのは、立たれてもロックを外さずまた倒しているからだが。
