格闘技徒然草

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UFC on ESPN+32:第9試合・ヤナ・クニツカヤ vs. ユリア・ストリアレンコ

女子バンタム級。クニツカヤ8位。

クニツカヤはInvictaではバンタム級王座に挑戦するもタイトル獲得ならず。UFCにはクリス・サイボーグのフェザー級タイトル挑戦者として契約。しかし1RKO負け。そこからバンタムに戻して2連勝したが、前回アスペン・ラッドにパンチでダウンを奪われパウンド連打でKO負け。テコンドーバックボーンで、グラウンドでは下からの極めもある。セコンドに付いているチアゴ・サントスとは昨年から付き合っている。

ストリアレンコは日本のSEI☆ZAでキャリアを積み、TUF28のフェザー級トーナメントに出場。準決勝敗退し、TUFフィナーレでは3位決定戦で敗退しUFCと契約ならず。その後地元でキャリアを積むと、今年3月に初参戦となるInvictaでバンタム級タイトルを獲得。今回は7月末にケトレン・ヴィエイラが欠場した代役としてUFCと再デビューが決まった。

組んでいったストリアレンコ。しかしクニツカヤがダブルアンダーフックに捕らえて逆に押し込む。ストリアレンコ、強引にギロチンを仕掛けようとするが入れず。クニツカヤが押し込みながら打撃を入れる展開。身長差があり、ふんばれない体勢のストリアレンコ。ケージを登ってギロチンに入るが自分だけ下に落ちた。下から足関。クニツカヤが足を引き抜いて立つ。ストリアレンコはタックルに入るが、止められてまたケージに押し込まれる。体格差でプレスしつつ細かい打撃を入れていくクニツカヤ。ホーン。

1Rクニツカヤ。

2R。いきなり組み付こうとしたストリアレンコを投げ飛ばすと、寝た体勢のボディに蹴りを入れるクニツカヤ。ストリアレンコ立ったがまたケージに押し込まれる。脇を差されて押し込まれなすすべがないストリアレンコ。背中を向けて股下から足を取っての足関を狙ったが不発し自ら転がるだけのストリアレンコ。パンチを入れるクニツカヤ。ストリアレンコ立ったがまたケージプレス。苦しい体勢が続く。2Rの打撃ヒット数が60対1まで開いている。押し込みながらの打撃を入れ続けるクニツカヤ。ストリアレンコ、ダッコちゃん引き込みへ。ハイガードから仕掛けようとするが。腕十字。クラッチして耐えているクニツカヤ。ストリアレンコは体勢を返してスパイダーウェブにしようとしたが、腕が外れた。ホーン。

2Rクニツカヤ。ストリアレンコはもう一発しかない。

3R。すぐ組み付いていったストリアレンコだが、脇ががら空きなのでまた脇を差されてケージに押し込まれる。ストリアレンコすぐ引き込み。クニツカヤは体を起こさず密着したままケージに押し込む。動きがなくブレイク。クニツカヤ、すぐに組んでケージ押し込み。首を抱えてしまうストリアレンコ。また引き込みを狙うが、クニツカヤはケージを使って押し込んで引き込ませない。残り1分半で引き込んだが、クニツカヤはすぐ距離をとって寝ているストリアレンコの顔面にパンチを入れる。ストリアレンコ立つがまたクニツカヤ押し込み。クニツカヤ離れた。パンチで出るストリアレンコだがクニツカヤは距離を取りセーフティドライブ。タイムアップ。

30-26、30-27×2の3-0でクニツカヤ勝利。

退屈な内容だったが、ストリアレンコが押し込みに対して無策すぎた。体格差を覆せないなら、もっと階級を落とさないとUFCでは厳しい。