格闘技徒然草

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UFC255:第10試合・マイク・ペリー vs. ティム・ミーンズ

ウェルター級だったがペリーが4.5ポンドの大幅オーバーでキャッチウェイトに。

幼少期から札付きで、ついには強盗で刑務所に入っていた悪童ペリー。全試合KOでUFCと契約し、UFCでも2戦連続KO勝利したが、そこからの戦績は5勝6敗と中堅クラスにとどまっているが、リング外での言動などで話題性があるのか扱いが良い。今回もペリーに勝っているジョーバンがアーリープレリムの第3試合で、ペリーはセミ前。ボクシングバックボーンで打撃が武器だが、UFCトップクラスでは通用していない。最近は判定勝ちが増えてきている。

ミーンズもパンチが武器のストライカーで、ランカーには入れない中堅ファイター。以前から勝ったり負けたりの選手だったが、最近は負けの割合が増えてきている。4年ぶりの連勝がかかった試合。

やはり腹緩めのペリー。間合いを詰めるとタックルへ。クラッチしてテイクダウン。パスを狙っていく。背中を向けたミーンズからバックマウント。仰向けでチョークを狙っていく。パームトゥパーム。やや斜めで真後ろではない。外した。反転して上になったミーンズ。立ったペリー。ペリー疲れたのか棒立ち。ミーンズの膝がヒット。ジャブを打ち込むミーンズ。右ボディを入れたペリーだが単発。右フック。ミーンズはジャブの連打から左ストレート・前蹴り。ペリーも連打を出していくがミーンズのパンチを貰う。ホーン。

チョークを仕掛けたペリーに対し、有効打ではミーンズが倍以上。判断が割れそうなラウンド。

2R。打撃戦。ペリーのスタミナは戻っている模様。右一発ヒット。ケージまで下がったミーンズにさらに連打を入れるが、そこからタックルへ。しかし倒せず離れた。ミーンズ飛び込んで肘。ペリー圧を強めるが、打撃がヒットするのはミーンズ。パンチ、肘を入れたミーンズ。ペリーがパンチを振り回すがクリーンヒットがない。出ていくペリーだがパンチを貰っている。ホーン。

2Rミーンズ。

3R。いきなり組み付いたペリー。ボディロックからバックに回るが、ミーンズはクラッチを切って正対し離れるとケージ際のペリーにパンチを打ち込む。前に出たペリーだがパンチを貰っている。ペリー飛び込むが殴られる。手を出していくがそれ以上にもらっているペリー。ミーンズ付き合わずタックルへ。ケージに押し込む。離れ際にパンチがヒット。右目が腫れているペリー。それでも出ていくが被弾している。残り10秒からラッシュするがタイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でミーンズ勝利。

1Rは意表をついたテイクダウンからのグラウンドで見せ場を作ったペリーだが、打撃では一方的に打たれて完敗。