格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

PFL2021#09:メインカード第2試合・エミリアーノ・ソルディ vs. アントニオ・カーロス・ジュニオール

ライトヘビー級トーナメント準決勝。

ソルディは2018年にPFLに初参戦したが決勝トーナメントで敗退。翌年は予選から全試合フィニッシュ勝利で優勝し100万ドルを獲得している。今年は初戦で元UFCのクリス・カモージーに判定勝ちしたが、2戦目はダン・スポーン相手にドロー。勝ち点4で4位。

柔術世界王者のグラップラー・ACJは元UFCミドル級で活躍していたが3連敗で今年1月にリリース。間を開けず4月にはPFLでデビューすると、初戦は同じく元UFCのトム・ローラーに1Rギロチンで一本勝ち。2戦目は2018年のPFLウィナーで同じく元UFCのヴィニー・マガリエスに放った膝がローブローになり続行不能ノーコンテスト。それでも勝ち点7で1位となった。

ジャブを入れていくソルディ。ジャブから右ストレート。ACJも打ち合う。タックル。切ったソルディ。またワンツーを入れたソルディ。ACJ下がってケージ際まで詰められる。四つに組んでケージに押し込んだソルディだが膝がローブローに。再開。打撃でプレスするソルディ。ACJがシングルレッグを狙うが空振り。ACJもパンチを打ち返しヒット。バックキックを放った所でゴング。

1Rはソルディ。

2R。ジャブを入れていくソルディ。ACJのシングルレッグは切られる。なおもパンチを入れるソルディ。組もうとしたACJをパンチで引き剥がした。ソルディの右がヒット。ソルディがパンチをヒット點せ続け、削られていくACJ。何度か組もうとするも切られる。ACJパンチで出た。ケージまで下がるソルディにタックル。テイクダウン。残り20秒だがパウンド連打を打ち込む。しかしソルディすぐにリカバリーして立つ。ゴング。

2Rもソルディ。最後にテイクダウンを取れたことで流れが変わるか?

3R。またジャブを打ち込んでいくソルディ。ACJタックル。組んだ。ソルディケージでこらえる。ボディロックから投げてバックに回る。ACJが倒そうとするとケージを掴んで防ぎレフェリーから注意されるソルディ。正対したところでACJテイクダウン。バックマウント。が、立たれると降りた。尻クラッチから再度テイクダウンを狙うが倒せず。ソルディ離れた。残り1分半。ACJまたタックル。しかし受け止めたソルディ。ACJシングルレッグ。振りほどくソルディだが追いかけてタックルに入るACJ。背中を向けたソルディからバックマウントを狙うがソルディ立った。ACJ倒そうとするが倒せずタイムアップ。

ブラジルのACJの自宅の中継がつながっていて、家族が試合終了と同時に喜びを爆発させる様子が映し出されるが…。

30-27、29-28×2の3-0でACJが勝利。

1Rは打撃のヒット数でソルディと思ったが、それほど差がなかったのでACJに入れたジャッジもいたか。2Rは僅差の展開で終盤のテイクダウン→パウンドが評価された模様。