格闘技徒然草

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UFC on ESPN+60:第1試合・ビクトル・アルタミラノ vs. カルロス・ヘルナンデス

フライ級。

メキシコのアルタミラノは昨年8月のコンテンダーシリーズで勝利してのUFCデビュー戦。10勝1敗の31歳。唯一の敗戦は2年半前のジャレッド・ブルックス戦。その後LFAに出場し、フライ級王座を獲得。コンテンダーシリーズでは1Rにテイクダウンを奪われ劣勢な展開から、2R以降は下にならずにスタミナ切れした相手にスプリット判定での逆転勝ち。

27歳で7勝1敗のヘルナンデスもまたコンテンダーシリーズを経てのUFCデビュー戦。7勝のうち一本勝ちが4回。ヘルナンデスもコンテンダーシリーズでは1Rを奪われたが、接戦で動きが落ちず、終盤盛り返してのスプリット判定勝ち。バックボーンはムエタイ

パンチで出たアルタミラノに組み付くヘルナンデス。四つから膝を入れて離れた。飛び込んでジャブがヒット。お互い打撃の構え。距離を詰めたヘルナンデスを組み止めたアルタミラノ。放した。組みに行く動きを見せるヘルナンデスだが組ませないアルタミラノ。ヘルナンデス右ハイ。飛び込んだアルタミラノにボディロック。残り1分でテイクダウン。パスを狙っていくヘルナンデスだが、距離ができたところで立ち上がるアルタミラノ。ホーン。

打撃のヒット数が五分なだけに、最後のテイクダウンの印象が大きくヘルナンデスのラウンド。

2R。出たアルタミラノに組み付くヘルナンデス。離れた。ケージに詰めてハイを入れたアルタミラノ。押し込むがヘルナンデスが膝を入れ引き剥がす。アルタミラノプレスしていき左ミドル。アルタミラノ左ボディ。手数を増やしてきたヘルナンデス。残り1分。組んでテイクダウンを狙ったヘルナンデスだがアルタミラノこらえた。逆にアルタミラノが組んだところでヘルナンデスが投げ。テイクダウン。しかし瞬時に立つアルタミラノ。ホーン。

2Rも僅差。どちらに入っていてもおかしくない。

3R。組んでいったアルタミラノ。ケージに押し込む。逆にヘルナンデスが投げを狙ったが凌いだアルタミラノ。離れる。プレスしたアルタミラノが左右のパンチからミドル。また組んでケージに押し込むアルタミラノ。ダブルアンダーフック。離れたがまた組んで押し込むアルタミラノ。ヘルナンデス抜け出した。パンチで出る。組んだアルタミラノに投げを狙ったヘルナンデス。こらえるアルタミラノに膝を入れ離れる。残り1分。ヘルナンデスパンチとミドルで出る。アルタミラノがケージに押し込もうとするが、肘を入れて抜け出す。残り10秒でアルタミラノタックル。倒したが押さえ込ませず立った。タイムアップ。

3Rも微妙。どうなっていてもおかしくない。

29-28アルタミラノ、30-27ヘルナンデス、29-28ヘルナンデス。スプリットでヘルナンデスの勝利。

コンテンダーシリーズでもスプリットで勝ち上がった同士の対戦はまたも接戦に。最後まで互角だった。