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UFC:元バンタム級王者・TJ・ディラショーが引退

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バンタム級王者のTJ・ディラショーが、肩の負傷によりUFCに引退を通知したとのこと。ディラショーのマネジャーが認めており、公式サイトではすでにランキングからも外れている。現時点で本人からのコメントはない。

ディラショーは36歳。もともと肩を痛めており、10月のアブダビ大会で王者アルジャメイン・スターリングに挑戦した際に再負傷。試合後に肩の手術を受けている。

2014年にヘナン・バラォンに勝利してバンタム級王座を獲得。2度の防衛の後、ドミニク・クルーズにスプリット判定で敗れて王座から陥落したが、そのクルーズからタイトルを奪った元同門のコーディ・ガーブラントに勝利し王座奪還。2019年には極限まで減量してフライ級王座との同時二冠を目指したものの、フライ級王者セフードに32秒でKO負け。試合後には禁止薬物の使用も発覚し、バンタム級王座も剥奪された。昨年7月、サスペンド明けの初戦で当時2位のコーリー・サンドヘイゲンと対戦し、スプリット判定で勝利してタイトル挑戦のチャンスを掴んだものの、スターリング戦は負傷によりほぼ何も出来ずに終わった。