格闘技徒然草

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UFC on ESPN+77:メインイベント・ジェシカ・アンドラージ vs. エリン・ブランチフィールド

女子フライ級5分5R。アンドラージ3位、ブランチフィールド10位。

本来はランキング1位のタイラ・サントスがブランチフィールドと対戦予定だったが、先週のUFC284の中継で急遽サントスの欠場とアンドラージの代役出場が発表された。サントスはセコンドがビザを取得できずに入国できないことから欠場を決めたとのこと。

緊急出場となるアンドラージ。ストロー級でも戦っているだけあって、フライ級への減量は問題なし。フライ級ではシェフチェンコのタイトルに挑戦するも完敗し、一度ストロー級に戻しているが、前戦はまたフライ級。今回もフライ級で出場するが、次はストロー級でタイトルに挑戦したいとのこと。別階級の話とはいえ、ここで負けるとタイトル挑戦が遠のく。女子軽量級ではかなり高いフィニッシュ力を持ち、ボディブローでのKO勝利もある。

UFCデビューから4連勝のブランチフィールド。柔術黒帯のグラップラーで、直近2戦は一本勝ち。ランカーとは前戦で15位のモリー・マッキャンと対戦したのみだが、いきなりランキング1位で前回タイトル戦でスプリット判定まで持ち込んだサントス戦が組まれるほど期待されている選手。しかしさすがに実績で劣るためか、急遽出場のアンドラージに対してオッズはアンダードッグ。

ローからパンチを入れるアンドラージ。ブランチフィールドもパンチを打ち返す。パンチでアンドラージが下がるとブランチフィールドがタックルへ。ケージでこらえたアンドラージが逃れて離れた。ブランチフィールド積極的にパンチで出る。肘。タックル。アンドラージが右を差して受け止めるとブランチフィールド離れた。打撃で先手を取るのはブランチフィールドだが、右オーバーハンドを出したアンドラージ。しかしブランチフィールドの右をもらって動きが一瞬止まる。また右を入れたブランチフィールド。アンドラージパンチで出るが空振りが多い。また出ていくブランチフィールド。アンドラージがパンチを打ち込みヒット。ブランチフィールド下がって距離を取る。前に出てきたアンドラージ。ワンツーがヒット。ブランチフィールド首相撲から肘を入れるが引き剥がした。ブランチフィールド組んだ。背中でクラッチしてテイクダウン狙い。こらえたアンドラージ。ホーン。

1Rブランチフィールド。序盤まさかの打撃で押す展開。しかしアンドラージが後半取り返してきた。ただ体力を使う展開なので、準備期間がない中でどこまで持つかが不安。

2R。アンドラージパンチで出てきた。ブランチフィールドステップしながら返していく。左右のパンチを打ち込むアンドラージ。出てきたアンドラージにブランチフィールド組んでボディロックしテイクダウン!すぐにパスしてサイド。背中を向けたアンドラージからチョーク!そのまま両足フックしバックマウントで絞める!タップアウト!

大抜擢の期待に応えたブランチフィールド。一気にタイトルコンテンダーに。