格闘技徒然草

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UFC on ESPN+79:第7試合・カール・ウィリアムズ vs. ルーカス・ブジェスキー

ヘビー級。

ウィリアムズはこれがUFCデビュー戦。人口10万人のヴァージン諸島出身。バックボーンはレスリングで、オリンピックを目指していたがMMAでに転向。デビュー2戦目からはライトヘビー級で、コンテンダーシリーズでは代役として急遽ヘビー級の試合に出場し、コンテンダーシリーズではあまり評価されない押さえ込みでの判定勝ちだったが、10日前のオファーの緊急出場であることが考慮されUFC契約を果たした。しかし今回もヘビー級の試合となる。31歳での遅いMMAデビューから2年でUFCと契約を果たした。現在33歳。

ポーランドのブジェスキーは30歳。初戦はUFC0勝1敗のマルティン・ブダイに手数で上回る展開だったが、3Rにスタミナ切れ。それでも逃げ切ったかと思われたが、メディアのジャッジのほとんどがブジェスキーを支持する内容でスプリット判定負け。バックボーンはキック。

パンチから膝を入れたウィリアムズ。膝をキャッチしたブジェスキーだが放した。ウィリアムズタックル。倒したが、ブジェスキーケージ際で立つ。なおもボディロックしているウィリアムズ。ブジェスキー払腰で投げたが、ウィリアムズ放さずなおもタックル。また倒した。バックに回る。ブジェスキーまた立ってケージ際で正対に成功。シングルレッグから大内で倒したウィリアムズ。倒すことは出来ているが、寝かすことが出来ない。離れたブジェスキー。ウィリアムズちょっと力を使って疲れたか。ワンツーを入れるブジェスキーだがウィリアムズもパンチを返す。ウィリアムズまたタックル。そのままケージまで突進するが、受け止めたブジェスキー。ウィリアムズ放して左右のパンチをヒット。しかし動きが落ちている。ブジェスキーも疲れた。ホーン。

1Rウィリアムズ。しかしスタミナが心配。

2R。パンチで出たウィリアムズ。荒いパンチ連打を打ち込むとブジェスキーダウン!バックに回りパウンド。立ったブジェスキーをバックから抱えて投げた。ハーフで押さえ込んでパウンド。また立ったブジェスキー。前転してスクランブルを狙ったブジェスキーだが上を取られる。ウィリアムズバックに回る。膝を着いたブジェスキーにバックからパンチを打ち込む。立ったブジェスキー。正対。放してバック肘。両者バテバテ。まだ半分残っているが。ウィリアムズシングルレッグから倒した。さすがレスラー、疲れていてもタックルの動きは体が覚えている。両膝を着いて亀になっているブジェスキーにパンチを入れる。立ったブジェスキーだが、ウィリアムズまたテイクダウン。亀に。バックから殴るウィリアムズ。立ったウィリアムズにパンチからハイ。しかしスリップして下に。ホーン。

2Rウィリアムズ。両者ガス欠だが、ブジェスキーに逆転するだけの体力があるかどうか。

3R。ブジェスキー逆転を狙ってパンチで出る。組んだウィリアムズに肘。ウィリアムズタックルへ。大内刈りでテイクダウン。下になったブジェスキー。身動きが取れない。亀になるが、立てずにパウンドをもらう。バックからこつこつ殴っていくウィリアムズ。ブジェスキーもはや凌ぐだけ。バックキープで弱パンチを入れ続けるウィリアムズ。タイムアップ。

30-26×2、30-27の3-0でウィリアムズがUFCデビュー戦勝利。

しかしなかなかに酷いレベルの試合。ウィリアムズ勝ったが、ちゃんとスタミナ切れしない相手なら逆転されていた。相手のレベルに救われた試合。